見るのがやめられなくなるほど良質なコンテンツを配信し続けるNetflix(ネットフリックス)が、オリジナル作品を1,000本に到達させる予定だということが明らかになりました。
Quartzが報じるところによると、今から年末までに470本近いNetflixオリジナルの映画/番組が配信されるとのこと。大小さまざまあるとは思いますが、要するに今の倍近くのオリジナル作品がやってくるという感じになりそう。
ただ、実はこの「Netflixオリジナル」の定義が曲者。Netflixが出資して制作にかかわっている『ストレンジャー・シングス』のような作品から、Netflixは制作に関わっていないがVOD配信の中で独占配信権を持っている『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のような作品まで、さまざまなものをすべてひっくるめて「オリジナル」としています。
記事によれば、どちらかというと前者のようにコントロールが効く作品を増やしていくつもりだと説明されていますが、実際どういう割合になるかは不明。
このような展開の背景としてはやはり、ディズニーが始める配信サービスの存在がありそう。すさまじい人気を誇るオリジナル・コンテンツを多数抱えるディズニーがVODに乗り出すとかなり強大なライバルになるのは確実なので、いまのうちにがっちりユーザーを掴んでおきたいというのもあるのでしょう。
とても見きれる自信はないけど、ともかくNetflixなどのVODを楽しんでいる人にはいいニュース。こうやって競争しながらハイレベルな作品をどんどん生み出していってほしいですね!
Image: Kaspars Grinvalds/Shutterstock.com
Source: Quartz via Gizmodo US
(傭兵ペンギン)