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米空軍、なぜいま「軽」攻撃機なのか A-10などの負担軽減、導入の背景に戦争の変質

米空軍は2018年5月現在、軽攻撃機の導入計画を進めています。同軍の攻撃機といえばA-10が知られますが、これを支える役割を持たせるとか。その背景にはどのような理由があるのでしょうか。

負担軽減策としての軽攻撃機

 アメリカ空軍が運用している攻撃機といえば、頑丈な装甲に強力な30ミリ機関砲を備えるA-10「サンダーボルトII」が有名ですが、現在アメリカ空軍では、このA-10の役割を支える新たな軽攻撃機の選定計画を進めています。

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米空軍が導入を考えている軽攻撃機の、候補のひとつ、エンブラエルA-29(画像:アメリカ空軍)。

 アメリカ空軍が導入を考えている軽攻撃機とは、敵が強力な対空兵器などを配備していないような脅威度の低い地域で活動し、地上にいる武装勢力などを攻撃するための安価な航空機のことです。

 従来こうした任務はA-10などが担当していましたが、度重なる任務の実施は機体や整備チームにとって大きな負担となっています。こうした負担を軽減するための新たな選択肢として、この軽攻撃機が注目されているのです。

 軽攻撃機には上述のような地上攻撃に加えて、戦場での監視や捜索救難といった任務も期待されていて、さらにはほかの味方航空機への空中給油といった機能を持たせたいという声もあります。

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