間もなく定年退職を迎えられるみなさん。
もう定年退職されたみなさん。
本当に長い間
お勤めごくろうさまでした。
お勤めごくろうさまでした。
定年退職後に時間が出来たら
やってみよう!と思っていることは
ありますか?
旅行?
スポーツ?
家族との時間を大切にする?
それとも再就職を考えている方も
いるかもしれませんね。
ここでオススメしたいのは
家庭菜園です。
この記事では、
特に認知症予防の視点から、
家庭菜園をオススメする7つの理由を
お伝えしたいと思います。
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もくじ [非表示]
認知症予防の考え方
認知症は脳の病気です。
脳の中にゴミが溜まってしまうことによって、
日常生活に支障が出るほどに、
記憶力や判断力、思考力が低下してしまう状態のことをいいます。
認知症は現在のところ
特効薬も治療法も見つかっていません。
ただ、
早い段階から予防することによって、
発症を予防できたり、遅らせたりすることが可能
早い段階から予防することによって、
発症を予防できたり、遅らせたりすることが可能
ということが分かってきました。
認知症予防の対策として、
生活習慣病に気をつける
脳そのものにアプローチする(脳トレ)
など、方法はいくつかありますが、
つばめは、
何をやっても脳には刺激が入るので
認知症予防にはまず
とにかく何かをやること
がとても大切だと思っています。
定年退職後は、
それまで仕事一筋で頑張ってこられた方が、
急に何もしなくなるタイミングです。
それでは、
脳も休んでしまいます。
定年退職後に
何かやることの一つの提案として、
この記事では家庭菜園を取り上げました。
家庭菜園がなぜ、
認知症予防になるのかを
順にご説明します。
家庭菜園が認知症予防になる7つの理由
つばめが考える
家庭菜園が認知症予防になる7つの理由は
次の通りです。
体を動かすことができる
太陽の光を浴びることができる
季節を感じることができる
畑しごとで脳を活性化できる
草取りで脳を休ませる
旬の野菜を食べることができる
人と分かち合う喜びがある
では順番に説明していきますね。
体を動かすことができる
定年退職後、急にやることがなくなって、
家の中でゴロゴロ…
それよりは、
畑しごとで体を動かしましょう。
日中に体をしっかり動かすことで、
夜もぐっすり眠ることができます
太陽の光を浴びる
太陽の光を直接浴びることで
作られる栄養素があります。
それがビタミンDです。
ビタミンDは、
カルシウムの働きを助ける役割を果たします。
高齢者に多い、
骨粗しょう症や、虫歯を防ぐことが
できます。
またビタミンDには、
免疫力UPや糖尿病を防ぐ効果も
あります。
ビタミンDは食べ物からも取れますが
日の光も十分利用するといいですね。
季節を感じる
認知症の症状の一つとして、
見当識(けんとうしき)障害
があります。
これは、
今日が何月何日で、
今自分がどこにいるのか
が分からなくなる障害です。
畑しごとを常にしていれば、
季節感を肌で感じます。
3月にはジャガイモを植える
5月には大豆の種を蒔く
など作業のタイミングが決まっています。
常に今いつで、何をするべきかを
頭で考えることになります。
これが見当識障害の予防になります。
畑しごとで脳の活性化
畑しごとは肉体労働と
思われると思いますが、
意外と頭を使います。
畑しごとで一番大切なのは、
段取りです。
例えば、
トマトを作りたい!
と思っていきなり
トマトの種を蒔いても芽はでません。
トマトの種を蒔く前に、
土づくりをします。
トマトの種を蒔くタイミングもあるので、
その何日前に作業をしたらよいのか、
計画を立てます。
このような段取りを立てることは
脳の活性化につながります。
今年はどんな野菜を
どれくらい作ろうか…
とワクワク考える時間は
楽しいものです。
脳を休ませる草取り
畑を始めると、
育つのは野菜ばかりではありません。
周りに草もたくさん生えてきます。
もちろん、
除草剤をつかったり、
草が生えてくることを防ぐための
マルチングをするのも一つの方法です。
そういうものを利用しないときは、
ひたすら草取りに励むことになります。
草取りは、
単純作業の繰り返しなので、
もくもくと行うことで、
脳を休ませることができます。
今、目の前にある草を取ることだけに
集中できる…
いわば、
マインドフルネス瞑想の
状態になるのです。
草取りで畑が綺麗になり、
頭の中もすっきりする。
一石二鳥ですね。
旬の野菜を食べることができる
今は一年中さまざまな野菜が
スーパーでは手に入るのですが、
旬に取れた野菜と
それ以外の時に採れた野菜では、
栄養価に大きな違いがあるそうです。
さらに東洋医学の考え方では、
夏の暑い時期には
体を冷ます働きのある
キュウリやトマトが実り、
これから寒くなり、
体が蓄えを必要とする秋には、
米や豆、イモ類などが実るように、
体がその季節に必要をするものを
畑は自然に与えてくれます。
何より、
採れたての野菜は
とにかく美味しい!
とにかく美味しい!
自分で作った野菜ならなおさらでしょう。
旬の美味しい野菜を
食卓に並べて味わう…
これが家庭菜園をやる
一番の醍醐味かもしれません。
一番の醍醐味かもしれません。
人と喜びを分かち合う
家庭菜園でよくあることは、
これ、どうするの?
というぐらい
一度に大量に採れてしまうこと。
こんなときは、
隣近所や離れて暮らす家族、友人に
おすそ分けをしましょう。
自分で自分の作ったものを食べることも
大きな喜びですが、
自分の作ったもので
人に喜んでもらうことは
人に喜んでもらうことは
もっと大きな喜びにつながります。
また、
一度に大量に採れてしまった野菜を
加工して保存しても
いいですね。
トマトなどは、トマトケチャップにして
瓶詰めすると保存が効きます。
人にプレゼントしても喜ばれます。
加工する作業、料理をする作業も
脳の活性化にはとてもよいです。
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家庭菜園をする際の注意点
夏の暑い時期には熱中症に注意
特に暑い夏の時期に
畑で作業をされる場合には、
熱中症にくれぐれも注意してください。
水分をこまめに飲むようにする。
(のどが渇く前に飲むのがよいです)
日陰での休息の時間をとる。
無理をしない
熱中症についてはこちらの記事を参考にしてください。
楽しんでやること
認知症の予防になるからといって、
全ての人に家庭菜園をオススメする
というわけではありません。
土いじりが好きではない人もいます。
植物を育てることが苦手な人もいます。
家庭菜園が認知症予防につながるのは、
楽しんでやった時
です。
楽しい!嬉しい!美味しい!などの
感情が湧き上がると、
脳の扁桃体という部位から
幸せ物質ドーパミンが放出され、
脳を活性化させるのです。
嫌々やるときには
ストレスホルモンが放出され、
脳はあまり活性化しません。
この記事を読んできて、
「家庭菜園って楽しそう」
「やってみたいな」と
ワクワクした気持ちになった方は、
家庭菜園をやることが、
認知症予防にもつながると思います。
まとめ
家庭菜園をやることが認知症予防によい理由を7つお伝えしました。
- 体を動かすことができる
- 太陽の光を浴びることができる
- 季節を感じることができる
- 畑しごとで脳を活性化できる
- 草取りで脳を休ませる
- 旬の野菜を食べることができる
- 人と分かち合う喜びがある
私つばめも小さいながらも畑を借りて、
細々と野菜を作っています。
仕事をしながらなので、
休みの日の作業は、
大変だな、
めんどくさいな
と思うこともしばしばですが、
やはり収穫の時は、
それまでの苦労が吹っ飛ぶほど
嬉しいですし、
自分の作った野菜が食卓に並ぶことほど、
豊かな食事はないと感じています。
畑を始めるのはハードルが高い方は、
プランター菜園から始めてもよいかもしれません。
この記事を読んで興味が湧いたら、
まずやってみること。
それも認知症予防につながります。
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