妄想じゃ〜に〜。

世界自然遺産で遭難〜屋久島サバイバル〜

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妄想じゃ〜に〜。IN鹿児島④

 

前回のあらすじ

 

日本には現在4つの世界自然遺産がある。

 

①知床(北海道)

②白神山地(青森県・秋田県)

③小笠原諸島(東京都)

④屋久島(鹿児島県)

 

 

今回リリー達が来ていたのが、鹿児島県の「屋久島」だ。

 

しかし屋久島の大自然を楽しむはずが、

リリーの突発的な行動によって、森の奥に迷い込む結果となった・・・。

 

 

妄想じゃ〜に〜。IN鹿児島の過去記事はコチラから。

 

>>>①日本一デカい人物像。一人ぼっちの西郷どん

>>>②霧島アートの森で巨人発見・・・その正体とは!?

>>>③樹齢7200年!?森林率9割の屋久島で絶対絶命

 

 

 

 

 

 

 

ねぇ、さっきからずっと同じような所を回ってない?

 

確かに、言われてみれば・・・

 

今更だけど、マル子は犬だよね?ご自慢の嗅覚でどうにかならないの?

 

それとも、まん丸したその鼻はただの飾りなのかい!?

 

・・・・マル子は生まれつき嗅覚が弱いんだ。

 

ごめんなさい、ただの飾りで・・・

 

本当だよ!!!

 

嗅覚発揮できなきゃ、

ただのパーティーグッズじゃんか!!!

 

 

 

・・・また殴られたい!?

 

 

 

 

 

 

 

それより、もうすぐ日が暮れるもす・・・

暗くなって動き回るのは危険だから、今の内に一晩越せる場所を見つけよう。

 

あーん、野宿かぁ・・・

まぁこの状況だと仕方ないよね・・・。

 

 

 

おーい、タケシにマル子ぉーーーーー!!!

 

 

こっちで変なの発見しちゃったーーーーーー!!!

 

 

リリーったら、また勝手にあんなとこまで行っちゃってる・・・

 

おまん、単独行動はあれほどダメだって注意しただろー!!!

 

 

 

いいから、早くこっちに来てーーー!!!

 

 

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リリーが発見したのは「ウィルソン株」と呼ばれている巨大な切り株だった。

 

屋久島では一番古い切り株で、

中は空洞になっており、その大きさは人が十数人は入れる程の広さだ。

 

 

 

 

 

 

 

凄い・・

こんな大きな切り株初めて見たよ・・・

 

フムフム・・・、

これなら中で一晩越せるな!!!

 

リリー、お手柄だね♪♪♪

 

 

僕は君たちの救世主だ!!!ドヤッ

 

 

それさっきのタケシじゃんwww

 

 

・・・・・。

 

 

 

 

リリー達は暗くなってこの森林を動き回るのは危険だと判断して、

この日は安全策をとり、この切り株の中で一晩を過す事にした。

 

 

 

 

翌日・・・。

 

 

朝を迎えて、株の中に差し込んだ日差しによって三人は目覚めることになった。

 

 

ねぇ二人とも朝だよーーーー、起きてーーー!!!

 

 

ん〜もう朝か・・・

日差しが眩しいもす・・・。

 

 

グッモーニン・・・

二人とも元気モリモリですか〜!?

 

僕はまだまだ寝てたいのです・・・・

 

 

きゃーーーー、何あれ!!!

 

 

ねぇちょっと、二人ともあれ見て♡

 

 

ん!?

 

こ、これは見事なハートもす・・・

 

 

 

 

 

 

 

ぼ、僕のサプライズ喜んでくれたかい・・・!?

こ、これを見せたくて昨日はワザと遭難したんだぞ・・・?

 

す、す、全て僕のシナリオ通りなんだぞー?はははは・・・。

 

 

嘘つくの下手くそかよ・・

 

イ、インディアン嘘つかないもん・・・。

 

あ、思い出したもす!!!これはウィルソン株だ。

 

ウ、ウィルソン?

 

やっぱり知らなかったんじゃん・・・。

 

・・・・。

 

屋久島にある切り株で一番古くて、

空洞の中から入り口を見上げるとハート型に見えるっていう屋久島の名物スポットもす!

 

 

っていう事は、ここは観光する時のトレッキングコースだって事だよね?

 

だったらもう迷わなくて済むんじゃない!?

 

 

マル子は察しがいいモスね・・・。

その通り、もう遭難の心配は必要なか!!!

 

 

つまりは、おいどんが救世主もす!!!ドヤ

 

 

こらーーーー!!!

僕の手柄を横取りするなーーーー!!!

 

 

無事に帰れるんだから、どっちが救世主でもいいじゃない!!!

 

 

そ、そうだぞリリー!?

 

 

ブーブー!!!

 

 

 

こうして無事に、通常のトレッキングコースに戻ることが出来た三人。

 

ウィルソン株に差し込む日差しと、

自然が作り上げたハートに癒されて、眠気も吹っ飛んだようだ。

 

 

三人は「自然の神秘」を更に求めて、屋久島の森林を再び歩き始めたのであった。

 

 

続く・・・。

 

 

 

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