コンゴ民主共和国のエボラ流行、都市部に拡大 WHO発表
2018年5月17日 19:24 発信地:ジュネーブ/スイス
【5月17日 AFP】世界保健機関(WHO)は17日、コンゴ民主共和国で流行しているエボラ出血熱が都市部に広がっていると発表した。エボラウイルスの抑制がより困難となる事態が懸念される。
WHOは、「コンゴ民主共和国北西部の赤道(Equateur)州、人口約120万人のムバンダカ(Mbandaka)市内で衛生状態が良かった3つの地域の一つ、ワンダカ(Wangata)で、エボラウイルスの新たな感染例が確認された。」と発表した。
コンゴ民主共和国では8日に保健省がエボラ出血熱の流行を宣言したが、その際はムバンダカから約150キロ離れた赤道州郊外での症例に対してだった。(c)AFP