バズワードって何?
バズワードはWeb業界に関するニュースなどでよく使われる言葉ですが、どういう意味の言葉なのかご存知ですか?今回は、バズワードの意味や具体例をご紹介します。
バズワードとは?
バズワードは、一見なにか新しい重要な概念や説得力がある言葉のように見えるものの、実際には定義や意味があいまいな造語・フレーズ・キーワードなどを指します。
主にWeb業界で使われる言葉ですが、それ以外の世界でもバズワードは少なからず見受けられます。なお、語源となっている「バズ(bazz)」は蜂がぶんぶんうなる音のことで、「騒がしい」「耳障り」といったイメージを含んでいます。
使っている側はカッコイイとか先進的なイメージで使っているものの、どの範囲までが含まれるのか定義があいまいで、結局誰に聞いてもそれが何なのかわからないといった状態を表しています。
バズワードの具体例
Webやコンピューター関係のバズワードで代表的なものとしてあげられるのが、「ユビキタス」「マルチメディア」「クラウドコンピューティング」「Web2.0」などです。
他の業界ではバズワードという言葉はあまり使われませんが、「女子力」「マイナスイオン」「人間力」などもバズワードの一種といわれています。
使われているうちにバズワードではなくなることも
始めはバズワードとして世間に広まっても、使われるうちに明確な定義を与えられる言葉もあります。また、それとは逆に本来と異なる意味に拡大解釈されて広く使われるうちに、バズワード化する言葉もあるようです。