ポイントか値引きか。
どちらを選ぶかといえば、間違いなく値引きのほうを選びます。
買い物した時に得られる10ポイントは、ほとんどの店では次回でなければ使えないでしょう。ですが、10円の値引きならば10円が財布に残ることになります。
具体的には、100円のものを買う時に、10ポイントつけてもらうのと、10円値引きしてもらうのならば、10円値引きしてもらったほうを私は選びます。90円支払うだけで済みますからね。
それに次回その店を訪れる可能性は100%ではありません。だったら、その場で値引きしてもらったほうがいいですよね。
最近はポイントカードを発行しない店を積極的に利用するようになりました。レジで「ポイントカードありますか」と聞かれないことが心地よいからです。
ポイントカードを採用しないことで、お店側は、「ポイントカードありますか」というコミュニケーションにかける時間を削減できます。
お客側も、「ポイントカードありますか」と聞かれないことで、無駄なコミュニケーションを取らずに済みます。ポイントカードがないことで「損した!」という気持ちにならずに済みます。
ポイントカードがないことで、お店とお客、双方にメリットがあるわけです。
ポイントカードがない店は、一見サービスが悪い店に思えます。ですが、見方を変えることで「ポイントカード」がないことがサービス向上につながっている可能性もあるのです。
こんな感じで実際は、何が得で何が損なのかを考えて行動することは、案外と面白いものだと私は思っています。