特別検察官は「トランプ氏を起訴しない」 NY元市長が明言

2018.05.17 Thu posted at 16:34 JST

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(CNN) 2016年に行われた米大統領選にロシアが介入したとされる疑惑について捜査を行っているマラー特別検察官が、トランプ米大統領を起訴しないという結論に達したことが17日までにわかった。トランプ氏の弁護団に加わっているジュリアーニ元ニューヨーク市長がCNNの取材に対して明らかにした。

ジュリアーニ氏は「彼らができるのは報告書を書くことだけだ」と指摘。弁護団に対して、起訴できないことを認めたという。

この結論は長年にわたる司法省の指針に基づいている可能性が高く、特別検察官のチームが集めた証拠の評価とは別の問題とみられる。

起訴されないことで、トランプ氏の疑いが晴れたわけではない。マラー特別検察官は下院に対して、提言などを行う可能性もある。

現職の大統領を起訴できないという指針はニクソン政権時代に定められた。クリントン政権下でも再確認されているが、実際に裁判で争われたことはない。

もし、特別検察官がトランプ氏の犯罪の証拠となる可能性のあるものを発見した場合、この指針に異議申し立てを行うかどうかは、かねて問題となっていた。

特別検察官のチームからコメントは得られなった。

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