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FISCO(フィスコ)の手数料一覧!スプレッド/取引手数料/送金手数料/入出金手数料

大手取引所「Zaif」と同じ会社が運営する「FISCO」の手数料についてまとめています。扱っているコインの数は多くないものの、優れたセキュリティ、安価な手数料が大きな特徴です。ぜひFISCOで取引をしてみてはいかがでしょうか。

CoinHack Newsで申し込み数の多い仮想通貨取引所
2018年05月17日現在
Gmo
Ranking 1st GMOコイン
スマホアプリで簡単にビットコインFX取引が可能。下落相場でも高い利益率を出せる可能性があるGMOグループの取引所。
Bitflyer
Ranking 2nd bitflyer
仮想通貨「リスク(Lisk)」も上場した今1番勢いのある仮想通貨取引所。潤沢な資本と強固なセキュリティにより安全に取引ができます。
Dmm
Ranking 3rd DMM Bitcoin
仮想通貨が初めてでも分かりやすいチャートを提供している取引所。BTC・ETHの現物取引、5種類以上のアルトコインのレバレッジ取引も可能。

仮想通貨取引所fisco(フィスコ)とは

FISCO仮想通貨取引所トップ

引用元: © 2016 Fisco Cryptocurrency Exchange Inc.

「fisco(フィスコ)仮想通貨取引所」とは、2016年8月29日に運営がスタートした仮想通貨取引所で、「株式会社フィスコ仮想通貨取引所」が運営しています。

株式会社フィスコ仮想通貨取引所は、2017年9月に仮想通貨交換業者として、近畿財務局の認可登録を受けており、金融情報支援サービスを提供する「株式会社フィスコ」(JASDAQ上場企業)のグループ会社です。


本記事では、フィスコ仮想通貨取引所(以下、フィスコ)について詳しく紹介していきます。

FISCOの取扱い通貨・手数料一覧はこちら

フィスコの概要

トレード画面

フィスコは「株式会社フィスコデジタルアセットグループ」の持株会社です。

ビットコイン・モナコイン・ビットコインキャッシュと3種類のトークン(代替貨幣。多機能なポイントのようなもの)を取り扱っており、取引手数料が無料で、仮想通貨取引所「Zaif(ザイフ)」と提携し、Zaifのトレードシステムを活用しています。

また、流動の無い仮想通貨をオフラインの口座(コールドウォレット)で、複数の電子署名(マルチシグ)が無いと移動できないように保管している上、システム自体にも外部からのアクセス遮断を何重にも施している事を公式HPで明言しており、高度なセキュリティ対策が行われています。

そして、JASDAQ上場企業のグループ会社であり、仮想通貨を始めとしたフィンテック事業はフィスコグループ内で中核事業として位置付けられているため、運営基盤・体制ともに強固で中長期的なサービスの発展を望める取引所だと言えるでしょう。

 

金融サービスを提供しているフィスコが親会社

フィスコの親会社は、金融情報支援サービス会社の「株式会社フィスコ」です。

株式会社フィスコは、株式・通貨・金利・商品市場といった市場を対象に市況を分析し、適切なニュースやレポート、アドバイス、投資支援ツールなどを提供企業や個人投資家に向けて投資支援サービスを提供している会社です。

社内の知見やノウハウとして、金融業界に対する深い洞察を持ち「金融サービス業のベストカンパニーを目指す」としている株式会社フィスコは、2006年6月に大阪証券取引所「ヘラクレス」市場(現大阪証券取引所JASDAQ市場)へ上場しています。

フィスコの基本情報

運営会社 株式会社フィスコ仮想通貨取引所
設立 2016年4月12日
代表者 越智直樹
取り扱い通貨 BTC・BCH・MONA
セキュリティ 2段階認証ログイン
現物取引手数料 0%〜0.3%
信用取引/先物取引 なし
日本円出金手数料 350円(出金額が50万円未満の場合)、756円(出金額が50万円以上の場合)
入金方法 銀行振込のみ
BTC送金手数料 0.0005BTC
公式サイト https://fcce.jp/

フィスコの特徴

解説をする女性

フィスコはJASDAQ上場企業を親会社に持っており、グループ内では成長戦略の中核を担うフィンテック事業を担っているため将来的な成長が期待できるのが特徴的です。

その他にもユーザーとして嬉しい以下の特徴を持っています。

取引手数料が無料(一部通貨のtaker手数料は除く)
・セキュリティ対策が強固
・仮想通貨の他に3種類のトークン(代替貨幣)を扱っている
・スプレッドが比較的狭い「取引所形式」と即時調達が可能な「販売所形式」両方で取引ができる(販売所形式はビットコインとモナコインのみ)

セキュリティ対策に力を入れている取引所は安心感がありますね。

ビットコイン・ビットコインキャッシュの手数料が国内でも安い

フィスコはビットコインとビットコインキャッシュの取引手数料が国内の取引所の中でも安いという利点があります。

ビットコインと日本円の取引手数料はmaker手数料、taker手数料ともに無料、ビットコインキャッシュと日本円の取引手数料はmaker手数料は無料、taker手数料が0.3%とどちらも低く設定されています。

急ぎの取引でない限りは、maker注文を中心に取引を行うと良いでしょう。

また、フィスコの口座への仮想通貨の入金手数料はすべて無料で、出金手数料も安く設定されています。

Zaifのシステムを使っている

フィスコで仮想通貨取引が行われているシステムは、国内大手の仮想通貨取引所「Zaif」のシステムを一部使用しています。

Zaifは2015年に開設された、国内でも比較的古い取引所で長期の運用実績がある取引所で、Zaif運営会社のテックビューロ株式会社とフィスコは2016年から事業提携を結んでいます。

基本的には、仮想通貨取引所ごとに操作方法や画面構成が異なるため、新規登録をする度に操作を覚えるコストがかかりますが、取引画面のチャートや注文板、リアルタイムチャットなどはZaifとほとんど同じであるため、既にZaifを使用した経験のある人ならフィスコに新規登録したとしてもスムーズに取引が開始出来ます。

3種類のトークンを扱っている

フィスコ仮想通貨取引所では、以下の3種類のトークン(代替貨幣)を取り扱っています。

・フィスココイン(FSCC)
・ネクスコイン(NCXC)
・カイカコイン(CICC)

「フィスココイン」は株式会社フィスコが発行するコインで、株主に対して配布されています(取引所で日本円やビットコインと交換することも出来ます)。

フィスココインと同様に「ネクスコイン」「カイカコイン」はグループ会社である「ネクスグループ」「カイカ」がそれぞれ発行しています。

それぞれのコインはグループ会社の商品などと交換できるという特典があります。

フィスコで取り扱っている仮想通貨

ビットコインとチャート
コイン・トークン名 取引所 販売所
ビットコイン(BTC)
ビットコインキャッシュ(BCH) ×
モナコイン(MONA)
フィスココイン(FSCC) ×
ネクスコイン(NCXC) ×
カイカコイン(CICC) ×

上の表はフィスコで扱っている仮想通貨・トークンの一覧です。

他の取引所と比べると取り扱い通貨の種類は少ないですが、今後増えていく可能性は十分にありますし、基本的にどの仮想通貨・トークンも「取引所形式」での取引が可能で、maker手数料に関してはすべて無料なので、利用するメリットは十分にありそうです。

また、扱っているトークンはフィスコとZaifのみで購入可能で、野菜や特定分野に関するレポート、旅行商品などフィスコ関連企業の商品との交換が可能です。

フィスコの手数料

手数料

仮想通貨取引を行う時に気になるのは資金を動かすのにかかる手数料ですが、フィスコは取り扱い通貨の種類は少ないものの、出金や取引手数料が比較的安い取引所です。

フィスコで取引をする際にかかる手数料は、以下のように4種類あります。

・入出金手数料
・仮想通貨手数料
・取引手数料
・売買手数料(スプレッド)

ここでは各手数料について、取引の種類や仮想通貨・トークンごとにまとめていきます。

入出金手数料

まずはフィスコ内の口座と銀行口座間での日本円の入出金手数料についてまとめます(仮想通貨送受金の手数料は後述)。

フィスコ内の口座への入金は振込手数料のみ(各金融機関に拠る)で、フィスコ内の口座から銀行への出金手数料は50万円未満が350円、50万円以上が756円かかります。

このような日本円の入出金手数料は他の仮想通貨取引所でもかかることが多く、取引所によって手数料の違いはほとんどありません。

日本円入出金手数料

手数料
入金 振込手数料のみ
出金 50万円未満:350円
50万円以上:756円

仮想通貨手数料

仮想通貨手数料とは、「フィスコ内の口座」「他の取引所の口座やウォレット(仮想通貨を保管するための場所)」の間で、仮想通貨を送受金する際にかかる手数料のことです。

フィスコでは、すべての仮想通貨・トークンの入金(他の口座やウォレットからフィスコ内の口座への送金)にかかる手数料は無料、一方で、仮想通貨・トークンの出金(フィスコ内の口座から他の口座やウォレットに送金)にかかる手数料は種類によって異なります。

仮想通貨・トークンの入出金手数料は、以下の表にまとめたので参考にしてみてください。

仮想通貨手数料

コイン・トークン名 入金手数料 出金手数料 送金手数料
ビットコイン(BTC) 無料 0.0001~0.0005BTC 0.0001~0.0005BTC
ビットコインキャッシュ(BCH) 無料 0.001BCH 0.001BCH
モナコイン(MONA) 無料 0.001MONA 0.001MONA
フィスココイン(FSCC) 無料 0.0008BCH 0.0008BCH
ネクスコイン(NCXC) 無料 0.0008BCH 0.0008BCH
カイカコイン(CICC) 無料 0.0008BCH 0.0008BCH

取引手数料

取引手数料とは、フィスコ内で仮想通貨やトークンを売買する際に発生する手数料のことで、maker手数料taker手数料の2種類あります。

取引所には売買注文がリアルタイムで表示されている「板」がありますが、maker手数料は自ら価格を指定して買い(売り)注文を出し、約定した時にかかる手数料のことで、フィスコの仮想通貨・トークンはすべてmaker手数料が無料です。

一方で、taker手数料は自ら価格を指定せず、既に板にある注文を取りに行き、取引が成立した時にかかる手数料のことで、フィスコでは種類ごとに手数料が異なります。

通貨ペア maker手数料 taker手数料
BTC/JPY 0% 0%
BCH/JPY 0% 0.3%
BCH/BTC 0% 0.3%
MONA/JPY 0% 0%
MONA/BTC 0% 0%
トークン/JPY 0% 0.1%
トークン/BTC 0% 0.1%

売買手数料(スプレッド)

売買手数料(スプレッド)とは、同時刻における「買値」と「売値」の価格差のことで、仮想通貨取引所と直接売買する際には通常、スプレッドが発生します。

取引手数料が無料と書かれている取引所でもスプレッドがある場合には、それが実質的な売買手数料となります。

例えば、100万円/BTCで取引所からビットコインを購入した際に、売値が95万円/BTCだった場合は既に5万円の含み損が発生していると言えます。

スプレッドは市場の状況や取引所によって大きく変わってくるので、売買の際は注意した方が良いでしょう。

フィスコのメリット

喜んでいる人たち

これまでフィスコの特徴や取り扱い通貨、手数料などを見てきましたが、フィスコを利用する際のメリットをまとめてみましょう。

まず、第一にフィスコを運営する「株式会社フィスコ仮想通貨取引所」のグループ会社の筆頭である「株式会社フィスコ」がJASDAQ上場企業であり、利用時の安心感があるということです。

第二に、他の仮想通貨取引所と比べて、maker手数料がすべての通貨・トークンにおいて無料であるなど、比較的手数料が安いという点です。

最後に、利用者同士の売買が可能な「取引所形式」での取引が出来るため、自ら価格を指定して注文することが出来るという点です(指値注文)。

それでは、それぞれのメリットについて見ていきましょう。

上場企業である安心感

これまでも見てきたとおり、フィスコの運営会社が属するグループ会社の筆頭会社(実質的な支配権を握っている親会社)はJASDAQ上場企業の「株式会社フィスコ」です。

上場企業のグループ会社であるので、グループ内部での事業運営ノウハウはシェアされますし、厳しい経営管理体制も求められます。

仮想通貨取引所でハッキングなどが生じたら、グループ全体の信用問題にも影響しかねないため、細心の注意を払って運営されるでしょう。

そのため、利用者としては安心して利用することが出来ます。

他の取引所と比べて手数料が安い

仮想通貨取引所を利用する際に欠かせないポイントとしては「手数料が安いかどうか?」という点が挙げられるでしょう。

すべてとは言えませんがフィスコの取引手数料は比較的安いと言えます。

例えば、ビットコインの売買手数料を見ると、仮想通貨取引所大手のbitFlyer(ビットフライヤー)は「取引量の0.01% ~ 0.15%」であるのに対して、フィスコでの売買手数料は「無料」となっています。

指値での注文が可能

3つ目のメリットは仮想通貨やトークンを売買する際に、指値での注文が可能であるという点です。

これは「取引所形式」ならではの注文方法で、自分が買いたい(売りたい)金額と数量を指定して、取引をすることができます。

取引所の板に出ている注文と上手くマッチすれば、希望通りの価格で取引することが出来ますし、多くの場合は取引所と直接売買をする「販売所形式」の仮想通貨取引所よりも、安く買って高く売ることが出来ます。

フィスコのデメリット

失ったお金

どんな仮想通貨取引所にもメリットがあればデメリットもあるので、取引をする際には各取引所のメリットだけではなく、デメリットも把握しておく必要があります。

フィスコを利用する際のデメリットは次の3点が挙げられるでしょう。

まず、取り扱っている仮想通貨がビットコイン・ビットコインキャッシュ・モナコインの3種類と少ない点です。

次に、クレジットカード入金がに対応していない点です。

最後に、マイナーな仮想通貨取引所であるのは否めないため、利用者がまだまだ少ないという点です。

取り扱い通貨が少ない

フィスコでは3種類の仮想通貨を取り扱っていますが、これは国内の仮想通貨取引所の中でも種類がかなり少ない方だと言えます。

例えば、仮想通貨の時価総額第2位のイーサリアム、第3位のリップル、第5位のライトコインのような流通額が大きく、それゆえに利用者からの需要も多い仮想通貨に対応していないのは、利用者としては不便だと言わざるを得ません。

現状では今後、取り扱いが開始されることに期待するしか無さそうです。

クレジットカード入金ができない

米国の仮想通貨情報サイト「コインデスク」の調査では、仮想通貨を所有する人の約2割がクレジットカード(または信用取引)によって仮想通貨を購入したことが明らかになっています。

クレジットカードでの購入はそれだけ需要があると言えるため、日本円の入金方法が銀行振込に限られるというのは利用者の満足度を損ねている可能性があります。

ただし、クレジットカードでの購入の場合、支払い能力を超えた売買をする利用者が発生する恐れもあるため、一概に対応すれば良いということでも無さそうです。

利用者が少ない

利用者が少ないという点もフィスコのデメリットだと言えそうです。

というのも、フィスコで仮想通貨を売買する際にもっともお得なのが、板に注文を並べる(maker)方法での取引ですが、ユーザー数が少ないということは、希望通り注文がマッチングする可能性が下がります(もちろん、競合が少ないという言い方も出来ます)。

今後、取扱通貨が増えていけば、利用者数も増えていくと思われますが、今のところ発表等が無いため何とも言えないのが現状です。

フィスコの評判

ネット上の口コミを見る人

ここでは、フィスコのネット上での評判を見ていきましょう。

モナコインも手数料が無料なのは嬉しいし、セキュリティがしっかりしているのが良い!

取り扱い通貨数が少ないし、スマホアプリがないのは不便…

レバレッジ取引が出来ないから、資金を増やしにくい…

手数料の安さとセキュリティの堅牢さは評価されているようですが、取り扱い通貨の少なさやスマホアプリ対応をしていないこと、レバレッジ取引が出来ないことは仮想通貨投資をする際には不評のようです。

ICOや仮想通貨取引所新設のハードルが高くなっているなかで、認可済の取引所と企業トークンを持つフィスコの時価総額が119億円って安いと思うんだけどなぁ(・ω・)

株式会社フィスコの株主説明会の資料によると、フィスコは仮想通貨・ブロックチェーン業界のパイオニアを目指すようですよ!

仮想通貨取引所のサービスとしてはまだまだ不足している部分も多いですが、その将来性を評価する意見もいくつかあるようです。

国に認可された企業トークンを取り扱う珍しい取引所である上に、グループ全体としても重要な事業として位置付けられています。

まとめ

ビットコインとゴールド

フィスコは仮想通貨取引所としては決してメジャーとは言えませんし、取り扱っている仮想通貨の種類と利用者が少ない点を見ても、まだまだ発展途上の取引所だと言えるでしょう。

しかし、手数料が安いことや親会社が上場企業でセキュリティ対策が強固に行われている点など、利用者に評価されている点も少なからずあります。

加えて、金融庁・財務局のホワイトリストに入っている企業の独自トークンを取り扱っている点も他の仮想通貨取引所と比べて進んでいる点だと評価できます。

そして、フィスコグループとしても、仮想通貨・トークン・ブロックチェーン関連事業を成長戦略の中核に位置づけていることを株主総会でも発表しているため、中長期的に発展していく大きな可能性を秘めている仮想通貨取引所だと言えるでしょう。

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