雑多な物を片付けて部屋やオフィスをスッキリさせる手段として、統一されたデザインの箱に入れて見えなくする、という収納テクニックがある。この方法は、雑然とした見た目を解消できる一方、どこに何が入っているのか一目では分からない、という短所が存在する。
そこで、福井県福井市のプラスティックスという企業が考案した、フタを閉じたまま中身を見ることのできる収納ボックス「CA-TON」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
CA-TONは、厚さ0.7mmの樹脂板を使った組み立て式の収納ボックス。段ボールなどで作られた紙製ボックスと違って湿気に強いうえ、「特殊な構造」を採用しており、軽量でありながら耐衝撃性も優れ、落下や衝突などに強いそうだ。組み立ては簡単で、工具などは不要。必要のないときには平らに折り畳み、邪魔にならないよう収納しておける。
何か物を入れる際は、まずCA-TONのタグに文字や絵を描き、専用アプリでタグと内容物の写真を登録する。こうしておくと、スマートフォンをCA-TONのタグにかざすだけで中身の確認ができる。つまり、拡張現実(AR)技術を応用し、フタを開けることなく収納した物を見られるようにしたのだ。
CA-TON自体も箱として使いやすく、底面の“つめ”を組み合わせるとCA-TON同士を安定して重ねられる。本体とフタは一体構造なので、フタを紛失する心配もない。また、シンプルなデザインで、どんな環境にも合うという。
製品展開は、サイズの異なる4種類。底面サイズが240×160mmの「5シリーズ」が2モデル、320×240mmの「4シリーズ」が2モデル。各モデルのサイズと収納量の目安は以下のとおり。
●5S
●5M
●4S
●4L
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間6月16日まで。目標金額の50万円に対し、記事執筆時点(日本時間5月17日12時)で約1万1000円の資金を集めている。キャンペーン期間はあと29日ある。
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