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武田カリフォルニア株式会社の設立について-武田サンディエゴ株式会社と武田サンフランシスコ株式会社を統合-

当社は、このたび、当社の100%子会社である武田サンディエゴ株式会社(米国カリフォルニア州サンディエゴ、以下「武田サンディエゴ社」)と武田サンフランシスコ株式会社(米国カリフォルニア州サンフランシスコ、以下「武田サンフランシスコ社」)を米国時間2012年1月1日付けで統合することを決定しましたのでお知らせします。存続会社は武田サンディエゴ社となり、同社は同日付けで武田カリフォルニア株式会社(米国カリフォルニア州サンディエゴ、以下「武田カリフォルニア社」)に名称を変更し、武田サンディエゴ社の現社長であるKeith Wilsonが新会社の社長を務めます。

武田サンディエゴ社は、2005年3月、当社の新薬創出力の強化を目的として、タンパク質高速X線結晶構造解析技術を有する米国シリックス社を買収することで設立されました。同社は2型糖尿病治療薬SYR-322(一般名:alogliptin、日本製品名:ネシーナ)を創出するなど、当社の研究開発パイプライン構築に大きく貢献しています。また、武田サンフランシスコ社は、2007年11月、抗体医薬の創製・活性強化・製造などに関する高い技術基盤の構築を目的として設立されました。

両社の統合により、武田サンディエゴ社の優れた創薬技術と武田サンフランシスコ社の抗体医薬研究の専門性を融合することで、新薬創出に向けた当社の研究能力をさらに高めることが可能になるとともに、研究活動におけるコミュニケーションを一層向上させることで業務の効率化を図ります。

当社の医薬研究本部長 Paul Chapmanは、「武田カリフォルニア社の設立は、米国における研究体制の強化を目的としたものです。湘南研究所を中心とした日本・米国・欧州・アジアの研究ネットワークを一層強化し、研究活動のシナジーを最大化することで、アンメットニーズを満たす画期的な新薬創出に向けた取り組みを加速させてまいります」と述べています。

以上

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