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【格闘技】

京口、スタバのドーナツで万全 20日ダブル世界戦

2018年5月16日 紙面から

練習を公開した京口紘人=東京都品川区のワタナベジムで(武藤健一撮影)

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 ボクシングのダブル世界戦(20日、東京・大田区総合体育館)でIBFミニマム級V2戦に臨む王者・京口紘人(24)=ワタナベ=が15日、東京都内の所属ジムで練習を公開。ここまで9戦全勝7KOという高いKO率を誇るパンチ力でミットを鳴らした。

 世界戦は3試合目とあって、減量にも慣れた王者は今回から異色の調整をしている。12日まで練習前にスターバックスコーヒーに立ち寄り、アイスコーヒーの最大サイズ(約590ミリリットル)とシュガードーナツ(約314キロカロリー)を平らげていたのだ。

 「ドーナツ食べたら何か練習の調子いいんですよ。コーヒーを飲むと落ち着くし。夜はフルーツとタンパク質だけみたいに節制しているので大丈夫」と京口。最大体重から約9キロと楽な減量ではない。それでも必要と判断すればリラックス効果を優先できるところは王者ならではだ。

 試合にも油断はない。挑戦者パラス(フィリピン)は13戦全勝11KOの強打者だが「攻めに来るぶんスキはある。4、5回までに倒したい」。精神面も充実させた京口は連続KO防衛に照準を合わせている。 (藤本敏和)

 

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