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岡田、369日ぶりに復帰即火消し! 6回無死二、三塁10球3人斬り

2018年5月16日 紙面から

中日-広島 6回表無死二、三塁のピンチからリリーフ登板する岡田=ナゴヤドームで(中嶋大撮影)

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 堂々の復活劇だ。中日・岡田俊哉投手(26)が15日の広島戦(ナゴヤドーム)、3点リードの6回無死二、三塁で登板。1年ぶりの1軍の舞台で、1イニング無失点の見事な火消しを見せ、広島に傾きかけた流れを引き戻した。攻撃陣も2桁得点を奪い、10-4の快勝。首位・広島戦の連勝を「4」に伸ばした。

 「ピッチャー、岡田」-。場内アナウンスがナゴヤドームに響く。復帰を待ちわびた竜党の歓声と拍手。それを背に受けた背番号21が、369日ぶりの1軍のマウンドに戻ってきた。

 出番は3点リードの6回無死二、三塁、試合の左右する緊迫した場面。それでも、昨年3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)を経験した左腕は冷静だった。「緊張はあまりしなかった。この回を完了させればいい」。松山と野間をスライダーでそれぞれ一ゴロと二ゴロに仕留める。2死三塁で迎えた会沢にも、スライダーで空振り三振。勢いづく広島打線を分断した。

 マウンドから一塁ベンチに戻る際、ふとスタンドの方を振り返った。手術を決断した1年前は想像していなかった光景。「ここまで長かった。この日を迎えられてよかった」。思わず安堵(あんど)の表情が浮かんだ。

 

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