「お金は使えば使うほど増える」の意味を考える

r25.jp
とても貴重なインタビュー。ただ、

使えば 使うほど 増えるよ

でまとめられてるが、このまとめじゃ伝わらないと思う。
話がお金以外の多岐に渡ってるので大事な所が埋もれやすい印象。
もうちょっと強調したほうがいいと思うので記録しておく。

お金は自分のスケールアップのために使う

10万円稼いでも1万円しか使わなかったら、自分が想像しうる体験しかできません。でも、10万円入ったその日に10万円全部使ったら、それはいままでにない体験になるじゃないですか。

極端に言えばソシャゲで1万円使ってた人が10万円使って上位ランカーに入るのはひとつのスケールアップだと思うので有りなんだよね。上位ランカーに入ったからこそ見える景色、入れるコミュニティや立場、また10万円使う人の気持ちや考え方など、お金を多く使う側の視点が見えてくる。自分で熱中して使って、初めてそのスケールのサービスができる。

人と同じものを買わないほうがいいよ

とはよく言いますね。

たとえば、初めてのボーナスでみんなが持ってそうな時計を買ったって何の自慢にもならないし、自分の成長にもつながらない。

だったら何を買うか。どう使ったらどうなるかを想像をして使ってみなと。

じゃあ毎月ソシャゲに10万限界までツッコめばいいかというと、そこからさらにトップ取れるとか、コミュニティの発展や広がりがあればそれもあり。でも限界の10万でそれ以上広がりがなければ、これ以上の先の広がりや自分の限界を測って、この限界10万円がさらなる「体験のスケールアップ」になるかと考えると、別の選択肢考える必要があるのではないかと僕は思う。

人を思いっきり喜ばせるために使ってもいいと思いますよ

 たとえば、初めて手にしたボーナス50万円をすべて使って両親を旅行に連れて行ったら、そのあとの親子の関係性はどうなるか。そう考えると面白いじゃないですか。彼女に思いっきり50万円分のプレゼントをしてみるのもいい。

 人を喜ばせるためのお金の使い方はほんとに価値が高い。その思い出、信頼関係は、一生続くかもしれないし、50万の思い出を生涯10回語る事があれば500万の価値にもなる。それは親子、家族、彼女、友達、仕事仲間に限らない。つまり「身内のスケールアップ体験」になるかどうか。

ただ、旅行に行きたくない両親を無理やり旅行に連れて行ったり、欲しくないプレゼントに50万かければいいわけではない。ちゃんと相手のことをよく見て理解してないと、ほんとに喜ばれるプレゼントにはならないし、お金を使うのにとても想像力を駆使する必要がある。


その想像力がさらなるスケールアップの視点を得ることができる。
ちょうどZOZOTOWNのZOZOが「想像(zo)」と「創造(zo)」から来ているように。

だからまとめはこうなるはず。

「自分や身内のスケールアップ体験のために
お金を使えば 使うほど 増えるよ

自分と身内がスケールアップしたらビジネスにもいえる

「お客のスケールアップ体験のために
お金を使えば  使うほど  増えるよ」

メタ的にはこうも書けるかな?

「想像力は 使えば  使うほど  増えるよ
想像力に限界はないよ
自分の想像力をお金という範囲で縛ってはいけないよ」


このブログでずっと昔に妄想したような新しい仕組み「業績連動の同一賃金」「6時間労働」*1をほんとに実現した人なので今後も注目していきたい。

*1:そういう会社が増えると世界平和につながるところまで