裁量労働の社員“過労死”残業184時間超
東京都内のシステム開発会社で裁量労働制で働いていた28歳の男性が去年、くも膜下出血で亡くなり、「過労死」の労災認定を受けたことがわかった。
代理人弁護士によると、労災認定を受けたのはシステム開発会社「レックアイ」に勤めていた28歳の男性。男性は5年前に入社し、不動産のシステム開発などに従事していたが、去年8月、くも膜下出血で亡くなったという。亡くなる3か月前の1か月間の残業時間は184時間を超えていた。
また、亡くなる1か月から2か月前に、男性はメールなどで「今月も華麗に300時間やー。ねむすぎ」「社会人になってから36時間ぶっ通しで働いたの初めて」と長時間労働の様子を訴えていた。
会社側は「現在は何もコメントができない」としている。