この記事は約3分で読めます。
どーも。
なぎにゃぎです。
『ばらかもん』や『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』、『ゆうべはお楽しみでしたね』などが掲載されているガンガンオンラインで面白そうな新連載が始まりました。
吉村旋先生が描く『性別「モナリザ」の君へ』です。
イタズラ好きの悪魔が人々を惑わすために、わざとこの世に残していった忘れ形見が3つあるという。
1つはヴァイオリン
1つは鏡
そして最後の1つはモナ・リザ
引用元:性別「モナリザ」の君へ。
ミステリアスな雰囲気を漂わせた始まり方で続きが気になりませんか?
今回は性別「モナリザ」の君へを紹介します。
ネタバレを含みますので、ご注意ください。
スポンサーリンク
目次
[表示]
あらすじ
幼少期は性別のない身体のまま過ごし、12歳を迎えるころに自分自身が望んだ性に次第に身体が変化していき、やがて男か女になる。
そんな世界が舞台となっています。
その中で主人公のひなせは、どちらの性別にも属すること無く18度目の春を迎えます。
幼馴染も歳を重ねるごとに身体が変化していく中で、自分だけは何も変わらない。
何も変わらない。
その代わりに乱れることのない生活。
ただ繰り返される慣れた日々を一人で続けていく。
このように生まれたときから性別が決まっているわけではなく、12歳を迎えたころに男と女のどちらかに身体も変化していく世界が舞台になっています。
性別「モナリザ」の君へ。の意味
『モナ・リザ』は見る角度によって、男性に見えたり、女性に見えたりするためにモデルとなった相手が不明みたいですね。
そこにはレオナルドダヴィンチが両性具有を完璧さと中立性という理想を体現した美として愛していたためで、『モナ・リザ』は彼の理想が描かれた絵画ってことになります。
両性具有とは、男性・女性の両方を備えた存在で、「神が人間を男女に分ける以前の幸福なる統一体」とも言われています。
両性具有が幸福なる統一体ってことは、何一つ持たないひなせは何になるのでしょうか?
ひなせこそが幸福なる統一体なのか?
男の幼馴染から見たひなせは女性っぽく見えているように思えます。
逆に女の幼馴染から見たひなせは男性っぽく見えている気がしませんか?
どちらの性別にも選ばれなかったひなせは、何も持っていないのではなくて、どちらも持っている両性具有な存在なのか、、、?
2人の幼馴染からの告白で物語は動き出す
同じ日に2人の幼馴染から「男にする」、「女にする」と告白を受けてしまいます。
何も変わらない。
その代わり息も乱れない。
ただ繰り返される慣れた日々を一人で続ける。
それだけでよかったのに。
息が乱れる。
これからも何も変わらないはずだった何もない自分に何かが変わろうとしている。
引用元:性別「モナリザ」の君へ。
どちらの性別も持たないひなせは、2人の幼馴染からの告白で変化が生まれるのか?
まとめ
ガンガンオンラインで連載が始まった性別「モナリザ」の君へ。を紹介しました。
生まれたときは性別を持たず、12歳を迎えた辺りで性別が決まるという特別な世界観で、ひなせはどのような運命を辿るのでしょうか。
まだ物語が始まったばかりですが、続きが気になります!!
そして所々で描かれている青色の描写もどんな伏線があるのか?
非常に楽しみな作品です(*'▽')
こちらの作品は下記のサイトから無料で読めるので、興味がある人は是非。
吉村旋先生が描く漫画も紹介しておきます。
ではでは。