壊れる日大アメフト部の栄光!
日大No.2内田監督は雲隠れ
朝から、色んなテレビ局で日大アメフトの「危険行為」を取り上げている。スポーツ庁の鈴木長官まで意見を述べるぐらいだから、その注目度の高さがわかろうというもの。
にも拘わらず、内田は未だに表に出て来ない。内田(日本大学アメリカンフットボール部監督)は、逃げずに堂々と会見して謝罪すべきである。
同じ学生が三度も危険な反則行為をやったということは、その学生の資質にもよろうが、それを知ってて止めなかった監督に、全体的な責任があるのは当然である。
内田は口下手で、あまり人前で喋るのは得意ではない男である。と言っても俺が知ってるのは、30年前の内田だから、それから時を経て、弁舌軽やかな男に変身したかもわからない。今頃、危機管理隊に指導を受けて、謝罪のしかた、記者からの質問に対しての答え方の練習等をしてるんじゃないか?
大学の印象も係っているわけだから、それは構わないが、とにかく1日も早く、謝罪と説明は必要であろう。対応の仕方によっては、学長や理事長の責任問題にも影響すると思う。
田中英壽現体制の姿勢として、とにかく当事者直接の会見を避けて、関係者部署の担当者の口を通して、或いは記事を通して、説明をするだけなのである。そして、とにかく徹底的にメディアを押さえる。そして時間の経過を待つのである。
学生が起こした事故、事件であっても、他の学校では謝罪していても、一切知らぬふりで、とにかく日大本部は謝罪しないのである。そこから、何かに火が点くのを恐れているのである。それらを押さえるのに、使わなくていい莫大な金を使うのが日本大学の現体制の体質である。
表向き理事長代行の石井常務理事(現在詐欺罪で民事で訴訟を起こされている)が居るが、実権的には現実には内田が、ナンバー2であるのは、周知の事実である。
しかし、いくら何でも今回は、知らぬ半兵衛では通らぬだろう。逃げ得を許すことになったら、流石に今度はマスコミも動くだろう。
内部情報によると、内田がコーチを通じて選手に命じたという話もある。内田は当日の試合後のインタビューで、この選手の行為を肯定するような発言をしていたという。
常識があれば、先ずは試合後に真っ先に駆けつけて、相手方監督にお詫びをするべきである。それがスポーツマンシップである。それが行われていれば、ここまで話は複雑にならなかったろう。
幸い今のところ、被害に遭った選手は全治3週間の損傷のようであるが、痺れもあるそうである。下手をすれば、下半身麻痺の車椅子状態になる可能性も十分にあった。警察沙汰になれば、傷害罪も十分にあろう。
日大側の選手だって、大事故になっていれば、生涯背負って行かなければならない、苦しい人生を歩むことになろう。いまOB会でも、監督、コーチ陣に対して、苦情が続出しているそうである。
日大アメフト(フェニックス)はアメフト界では、名門中の名門である。また関学も関西を代表する名門中の名門である。今回の事件は、今までの実績をパーにする程の、卑劣さである。
私(白倉)も10年ほど篠竹監督の私設秘書をやった一人として言わして貰うが、内田以下コーチ陣は責任を取って、全員辞任すべきである。そして新たに出直すべきである。