映画『続・猿の惑星』テイラーの前に炎の壁が現れた理由とは?

続・猿の惑星は、猿たちが領地を拡大して人狩りを行おうとしていました。そのような緊迫している時に、テイラーが禁止地帯を進んでいったら、そこに炎の壁が現れます。それに違和感を抱いたテイラーが進んでいったら忽然と消えてしまったので、ストーリーを交えながら、炎の壁が現れた理由を紹介しましょう。

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『続・猿の惑星』のキャスト

チンパンジーの画像

アメリカ合衆国で製作されたSF映画『続・猿の惑星』は、1970年8月29日に日本で上映されました。DVDの収録時間は約95分になります。 

監督&脚本

続・猿の惑星は、猿の惑星の続編になりますが、前作を製作した監督とは違う方が製作しています。

  • 監督:テッド・ポスト
  • 脚本:ポール・デーン&モート・エイブラハムズ

登場人物と役者

猿の将軍が、領地拡大を行うとする映画『続・猿の惑星』に登場する人物や、役者さんたちを紹介します。

  • テイラー大佐/行方不明になった男性(演:チャールトン・ヘストン)
  • マドックス大佐/テイラーを探す船長(演:トッド・アンドリューズ)
  • ブレント少佐/ティラーを探す男性(演:ジェームズ・フランシスカス)
  • ノバ/テイラーを愛する女性(演:リンダ・ハリソン)
  • ジーラ博士/ブレントを助ける猿(演:キム・ハンター)
  • コーネリアス/ジーラの夫(演:デイヴィッド・ワトソン)
  • ウルサス将軍/軍国主義的な猿(演:ジェームズ・グレゴリー)
  • ザイアス博士/ウルサスを何回もなだめる猿(演:モーリス・エヴァンス)

『続・猿の惑星』のストーリー

猿たちの禁止地帯

テイラーは、ザイアス博士の忠告を振り切って、人間が猿たちに支配されるようになった理由を知ろうとします。そこで、海岸沿いに進んでいったら、そこにはアメリカの自由の女神像が砂に多く埋まっていたのを発見しました。ここは遠く離れた星ではなく、地球だった事に絶望してしまい、さらに奥地へ進む事になるのです。

ブレントも不時着(起)

テイラーより遅れて、今度はブレントたちも地球に不時着します。このトラブルにより、船長であるマドックスが亡くなってしまいました。ブレントは仕方なく、奥地へ進んでいったら、そこにノバが現れます。この星には人間が生きていたのかと思って、話しかけてみても、ノバは喋る事ができませんでした。

それにガックリとするブレントでしたが、ノバがテイラーの名前が刻まれているペンダントを付けていた事に気付きます。そこで、ブレントは、ノバにテイラーの所へ案内してくれるように頼みました。

しかし、テイラーはノバと、さっきまで一緒に馬に乗って進んでいたら、炎の壁を見てしまっていました。その異変に違和感を抱いたテイラーは、ノバにこれ以上は進まないように忠告して、自分だけが進んだたら忽然こつぜんと消えてしまったのです。

猿の都市に到着する二人(承)

ブレントやノバたちが、テイラーを探しに進んでいったら、そこには猿たちが支配する都市に到着します。そこで、ウルサス将軍が「彼ら(人間)は善悪の区別がつかない、唯一良い人間は命を落とした者だ」と演説していました。

そして「武力に訴えて、禁止地帯も侵略して国土を拡げよう」と主張して、多くの猿たちが立ち上がって喝采を送ります。しかし、ジーラ博士だけは立ち上がらなかったので、夫のコーネリアスに強く促されて、しぶしぶ立ち上がりました。

ブレントは、目の前に行われている光景に「悪夢だ」と絶句して、ノバと一緒に安全な山へ逃れようとします。しかし、猿たちと出くわしてしまって、銃を発砲されてしまい、ブレントは腕を負傷してしまいます。

ジーラ博士に助けられるブレント(転)

ブレントたちは、ジーラ博士の所へやってきて、腕を治療してもらいます。そして、二人は、ジーラ博士から「テイラーを探してきて」と頼まれて、再び出発するのです。所が、二人はあっけなく猿たちに捕まってしまい、オリに入れられてしまいます。

それから、テイラーたちは護送されてしまいますが、ジーラ博士が近づいていき「鍵を二重にかけるわ」と言いながら、コッソリと馬に連結されたオリの鍵を開けます。それを目で、ブレントに合図します。そして、人気のない所まで護送された所で、ブレントは馬を操っていた猿を叩き落として脱出します。

ブレントは禁止地帯の奥地まで進んだら、そこにある入り口を発見しました。ブレントが進んでいったら、そこにはニューヨークについて書かれたイラストを発見してしまい、ここが地球である事に、ブレントも気付いてしまいます。そこへウルサス将軍やザイアス博士たちが、兵士たちを引き連れて迫っていました。

最終兵器が作動?(結)

ブレントは、さらに奥まで進んでいったら、違和感のある音が聞こえてきて頭が痛くなってしまいます。そこには、超能力を操る人間たちがいて、テレパシーだけで相手を操る事ができていたのです。超能力者たちは、高圧的に協力を求めてきますが、ブレントが拒もうとしたら、テレパシーで苦しめていくのです。

その間にも、猿の大軍たちが進んできたので、超能力者たちは炎の壁を作り出して阻もうとしました。しかし、ザイアス博士に「これは幻覚だ!」と見破られて、超能力者たちの所まで進撃してきたのです。超能力者たちは「野蛮人だから、幻覚が効かん」と諦めて、猿たちを滅ぼすために爆弾の作動準備を始めます。

超能力者たちは、ブレントが多くの秘密を知ってしまったので、密かに捕まえていたテイラーと同じ牢屋にブチ込みます。しかし、二人は隙をついて監視者を倒して抜け出します。しかし、猿たちに仲間たちを次々に撃たれてしまったテイラーは絶望してしまいコバルト爆弾を発射させます。はたして地球はどうなってしまうのでしょうか?

『続・猿の惑星』の豆知識

ゴリラの画像

猿たちが領地を拡大させようとする『続・猿の惑星』に関連する豆知識を紹介するので、良かったら、ご覧になってみて下さい。

チンパンジーとゴリラ

チンパンジーのジーラ博士は、軍国主義的なゴリラのウルサス将軍を嘆いてします。実際に、チンパンジーとゴリラでは、チンパンジーのほうが知的水準は高くなっているのです。その事について、 詳しく紹介しているサイトがあるので、下のほうへ紹介させていただきます。

perfectlifeproject.com

『続・猿の惑星』のパンフレット

続・猿の惑星は、1970年に上映された映画なのに、驚くべき事にパンフレットが販売されています。インターネットで購入する事になりますが、これほど昔の映画でも、パンフレットが販売されているというのは、驚きですね。

『続・猿の惑星』の感想

洞窟に進むブレントたち

猿の惑星シリーズでは、第二弾となる映画『続・猿の惑星』を見た感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。

『続・猿の惑星』の残念な所

前作は、猿が人間を家畜扱いにするというショッキングな内容になっていただけに、今作はインパクトがあまりなかったかなという感じがしました。実際に、私は『猿の惑星』を子供の時に見たのですが、その強いインパクトからストーリーをほぼ忘れていませんでした。

それに引き換え、今作の『続・猿の惑星』のストーリーはすっかりと忘れていました。そのような事を考えたら、猿が領地を拡大させるだけというストーリなのは、少しインパクトが少ないので、その辺りは残念でしたね。

『続・猿の惑星』の見所

猿の惑星の続編となっているので、その後のテイラーやノバたちを知る事ができて、満足できる内容でした。さらに、ラストシーンでは「そんな展開になるの?」と驚く内容になっています。そのため、途中まではインパクトが少ないストーリーになっていますが、ラストシーンの意外な結末は、この映画の大きな見所になっています。