会社のイメージキャラクターをデザインして着ぐるみも作った。街にでれば大人気、イベントにもひっぱりだこだ。会社の好感度はぐいぐい向上し良いことずくめである。
……それで……それで満足していいのだろうか。 答えは、否だ。 メカ版を作らねばならぬ。 せっかくのキャラクターだ、そのメカ版を作って対決させる夢をかなえたい。
1979年東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。Web制作をしたり小さなバーで主に生ビールを出したりしていたが、流れ流れてデイリーポータルZの編集部員に。趣味はEDMとFX。
前の記事:「すげえハードルの高い海藻」 人気記事:「決めようぜ最高のプログラム言語を綱引きで」 > 個人サイト まばたきをする体 Twitter @eatmorecakes ゴジラがいたらメカゴジラがいるようにあるキャラクターのメカ版を作る。発想はもちろん「ゴジラ対メカゴジラ」だ。
特撮については完全な門外漢だがそれでも知っているのがやっぱりゴジラシリーズである。 ゴジラとメカゴジラが相対する作品は昭和ゴジラ版(「ゴジラ対メカゴジラ」)、平成ゴジラ版(「ゴジラvsメカゴジラ」))、ミレニアム版(「ゴジラ×メカゴジラ」)と3作あるが、昭和ゴジラ版の公開時コピーは「宇宙をとびミサイルを撃ち込む! 全身が武器の凄いゴジラが現れた!」だったそうだ。 元来の存在よりも圧倒的に刷新的であり強いというのがそのアイデンティティなのだろう。純度の高い「かっこいい」の塊だ。良い、良すぎる。 というわけで、作りました。「メカシナガワン」ですよろしくお願いします
「シナガワン」というキャラクターがおりまして唐突によろしくお願いされても、という登場になってしまった。私はせっかちでいつも説明が足りない。
さきほどメカゴジラについて「元来の存在よりも圧倒的に刷新的であり強い」と書いた。 同じように、このメカシナガワンにも「元来の存在」がいる。 メカシナガワンでいうところのゴジラがこちら、シナガワンです
ケーブルテレビ品川という放送局のキャラクターだ。どローカルなキャラクターなだけに知名度は低いが東京の品川じゃ大人気のゆるキャラである。
で、こいつがまたかわいいんですよ……
つい愛があふれてしまったがこの人(イヌです)、キャラクターらしさをまっとうしてきっちりかわいいのだ。
2Dもいいが3Dがまた格別にいい。 2Dで想像した1.5倍はでかく圧迫感がたまらない。「圧迫感」という言葉がほめ言葉になるということを私はこの着ぐるみで知った。 2Dからの
3D、この良い圧迫感
サイボーグ化するかメカ版を新たにつくるかこのシナガワン、飼い主であるケーブルテレビ品川という会社は我々デイリーポータルZの運営会社であるイッツコムとグループ関係にある。
その縁あってシナガワンを自由に記事に登場させていいという声がけをもらったのだった。 なんと、どうしてくれてもかまわないしなんでもやるという。ゆるキャラが飽和状態の戦国時代だというのは聞いていたが、NGなしでなんでもやりますというのにその厳しさの核心にふれる思いだ。 いいのか
そこまで言うならと一時はシナガワンそのものを改造するマッドサイエンティスト案もあった。サイボーグ・シナガワンである。
しかし、シナガワンに対する存在としてもう一つメカ版のメカシナガワン作るのはどうだろうという案が急浮上したのだった。 正直、サイボーグ化については、何をどうやったらそういう状態になるのかが想像つかなかったのだ。新しく一から作るならダンボールとかガムテープとかでなんとかなんじゃないか。 ごらんのとおり、なんとかなったことはなんとかなったのでその知見を次ページからお伝えしたい。 PR♪ シナガワンVSメカシナガワン エピソード1 ~どうするシナガワン!!?
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