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寺谷にこにこ保育園が休園に追い込まれた本当の原因は?  ~本市常任委員会(3/15)資料の全文公開

寺谷にこにこ保育園についての横浜市から正式な経過報告が3/15に、横浜市会こども青少年局の常任委員会で以下の通り報告がありました。

SKM_C36818031618220_0001SKM_C36818031618220_0002SKM_C36818031618220_0003SKM_C36818031618220_0004 これは、本当に表層的な報告だと感じます。

私からは、以下の通り質疑をしてきました。

 

⇒経過について、それ以前に異変の兆候はなかったのか?特に新入園を受け入れないとなったときに、どの程度園の実情をつかん   でいたのか?(こういうことはよくあることなのか)

⇒園長が退職することは本市はどの時点で知っていたのか?

⇒園長に続いて、一か月もしないうちに主任もやめる宣言をしたと聞いています。その後3人やめて、4月から開園する同じ園に移動すると聞いています。こういう事情を本市はつかんでいたのか?

⇒こういう事態は園にとっては緊急事態だと思うが、法人の対応はどうだったのか、本市はつかんでいますか?

⇒この園長先生をはじめ5人の方が4月から開園する鶴見中央保育園に移動すると聞いています。寺谷にこにこ保育園を運営する株式会社にこにこと、鶴見中央保育園を運営する社会福祉法人幸友会は、その理事や代表は縁戚関係にあることも分かっています。結局今回の問題は、単に保育士がやめたから休園するというような単純な問題ではありません。法人同士の中で何があったかは分かりませんが、新しい保育園をつくるにあたって、今まであった保育園からごっそり職員を引き抜いたことで、休園にまで追い込まれたことが真相ではないか?

⇒結局、不適切な法人運営によって認可園が休園になり多大な迷惑をかけた。

⇒今回の対応をみていると株式会社にこにこが適切な保育園運営が行えるのか心配です。財務状況も含めて大丈夫なのか?

⇒残っている1・2歳の園児について、一年後に休園することが決まっている園にいつまでも職員がいるとは思えませんが、園長人事を含めてどうなるのか?

 

⇒不適切な法人が出てこないようにするためには、横浜市は何をするのでしょうか?

⇒これだけ民間園が広がってきた中で、こういうリスクが増えてきていると思うが、万が一保育士不足で新規入園stopであるとか、休園であるとかにならないように、リスクヘッジをするために、考えている対策は?

 


2018-03-16 | ブログ子育て・保育