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ハイゼット トラックのヘッドライトバルブ交換
 年に数回ではありますが薪ストーブの燃料を調達するため、チェーンソーとにぎり飯を積んで60キロほど離れた山に出かけます。このとき使っているのがダイハツの軽トラック『ハイゼット ジャンボ』です。 軽トラックのほとんどはリクライニング機能がないのですが、ハイゼットジャンボは運転席シートの後部に余裕のスペースがあります。そのため乗用車に近いシートセッティングをすることが可能で、緊張感なく運転できる大変お気に入りの道具(クルマ)です。
 このたびの車検のついでに、ヘッドライトのバルブ(電球)を明るいタイプに取り換えるよう依頼することを考えていたのですが、おもしろそうだったので自分でやってみることにしました。
乗用車の場合であればボンネットを開け、カバーを取り外しさえすば知識がなくても交換作業ができたのですが、軽トラックははじめてです。うまくできるでしょうか。
 
 
バルブ交換手順
【今回の材料と道具】
バルブ
10mmラチェット
ドライバー
ウエス
 ドアを開け、ヘッドライトの延長部分2か所の10mmナットを確認する。
 ヘッドライトを固定しているネジの位置さえわかれば、あとはもう簡単。
 ナット2個を取り外す。スパナでは大変かなア・・・やっぱりラチェットに10mmソケットの方がいい。
 これでヘッドライトは取り外すことができるはずです。
 ライトとボデーの隙間に指を突っ込んで、前方に一瞬に引き抜く感じで『エイッツ』。しかしここで『ほんとに抜けるの?』って不安がよぎりますが、めげずにもう一度トライ。これで抜けない場合はこちょこちょと左右にこねる感じで最後にエイッツと。
 ヘッドライトを抜きとることができたら、バンパーに傷がつかないよう保護用の布を突っ込んでおく。
 ヘッドライトのコネクタにはストッパーはなく、バルブに差し込んであるだけです。指で抜きとれるはずですが、固い。
 今回は無理に外さず、バルブごと取り外すことにしました。
 黒いゴムカバーをめくってピンを固定しているネジをドライバーでゆるめ、ピンを外します。
 ピンの取り付け方法とバルブのツメの向きをメモしておくと取り付けの際に悩まずに済みます。
バルブを取り外して新しいバルブに交換
 新しいバルブをヘッドライトレンズ側の穴ポコに差し込みます。この作業ではバルブのガラス部分に手を触れないよう注意が必要です。汚れなどが付着すると間違いなく長持ちしないばかりか破裂することもあります(経験済み)。
10 ピンを取り付け、ネジで固定します。前8の画像の具合からはゴムカバーを付けたあとでピンを取り付けるようにも思えるけど、まイイカ。
11 ゴムカバーの上下を確認してかぶせます。
12 前8の画像をイメージしながら、バルブの根元までゴムカバーが届くよう指で中心部を突っ込みます。
13 コネクタを接続。しっかり突っ込む!
14 ボデーに取り付ける際は先にヘッドライト下部に突き出ているバーをボデー側の穴に合わせ、次にドア側のボルト穴2つに合わせる。(注:この画像は右側ライトです。)画像左下に見える長く太い突起(バー)が中央の小さな穴に納まることになるのだから、前4の作業で抜けにくいことに納得!
15 穴に合わせたら、ゆっくりぐぐっと押し込む。ボデーのラインと一体化していることを確認する。
16 ドアを開けてナットを締め付けて作業終了。
【交換後】ずいぶん明るく視認性が上がりました。好みによると思いますが、真っ白だから良く見えるというものではなく、適当に暖色っぽい方が視認性が良く緊張感なく運転できそうな気がします。
 まぶしいので下の交換前画像より角度を外して撮っています。
 今回装着したバルブはGIGA製ブライトマックス色温度3850K車検対応H4タイプ。税込3,780円
(2010年3月)
【交換前】純正品でも明るさも十分で交換が必要なほどではありません。
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