まぁ俺、結構ライトなほうだけども37歳なので「SSWおじさん」の枠の人です。
以前にこんな記事を書いて、はてブを大量にいただきました。
とりあえず先に重要な事を書いておくならば。
例の事件を起こした人は20代なので「おじさん」になる前の人だったって事は理解しておいたほうが良い。
20代だったから、SSWの当人と年齢が近くて妄想に暴走が重なったと考えるのが自然。
さて、おじさんの話。
「厄介シンガーソングライターおじさん」は年齢的に恋心を通り過ぎた。
「厄介シンガーソングライターおじさん」って、それを通り越した年齢の人たちなんす。
要するにSSWに対して「淡い片思いとか恋心」みたいなのを通り過ぎてしまってる。
それが「厄介な説教おやじ」への脱皮に手を貸してしまってる、という感じ。
年齢が上がると大抵の人は「厄介な説教おやじ」に程度の差こそあれ、片足を突っ込んでしまう、というのが正直な印象だったりする。
俺も、その「厄介な説教おやじ」1人だったと思われる時期があった。
「厄介シンガーソングライターおじさん」だった時期の俺の話。
今、思えばお恥ずかしい限りなのだが、その当時は「自分が知ってる失敗事例を先に伝えておかないと!」みたいな謎な使命感に溢れていた。
以前に見た事のある「すごい勢いで失敗した先輩SSWさんたち」がやっちゃった事を知ってるので「あ!それだめよ!」って毎度毎度SSWに伝える、というか。
あー、なんとウザい。
ただこれも事務所のスタッフさんとかが「いやぁもうね、おっしゃる通りなんですけど、どーしたもんですかね。。。」みたいにおっしゃる事もあったもんで、俺がやんなきゃダメなのか、的な思考とかになってしまって、抜け出せなくなったりとか。
「厄介シンガーソングライターおじさん」から抜け出すには。
結局のところ「俺みたいな「厄介シンガーソングライターおじさん」」から何かをアドバイスしたところで、SSWのご本人が目指すものや才能がなければどうにもならないわけで。
要するに「アドバイスしたところで無駄」っていう。それに気づけないと抜け出せない。
そもそも才能のある人は「厄介シンガーソングライターおじさん」にアドバイスをさせないくらいの圧倒的なモノをお持ちの方がほとんどだ、という事に気づけなければならないんだけども。
とりあえず「SSWおじさん」は「褒める」作業に徹するべき。
俺たちSSWおじさん側が想像する以上に、SSWの人たちは色んな人から(特に業界の人とか同年齢の同業者とか)アドバイスやら説教やらを食らってる、というのは頭に置いておいたほうが良い。
となると、結局は俺みたいな「SSWおじさん」に求められてるのは「純粋な曲の感想」と「褒めること」であって「説教」じゃない。
SSWの若い人らって、若いから当然、失敗するんですよ。
そうなると「あれ、ちゃんと準備して気をつけてね〜」とか程度も言いたくなるんだけど。
それも我慢!
もうね「説教したくなるのを我慢する」みたいな修行僧だと思ったほうが良い。
修行僧にならないと出来ない。無理。
失敗したライブで「あれ良かったね!」とか「あの曲、すごい好きだからまたやってよ!」と言えるおじさんになるしかねぇよ。
頑張りましょう、おっさんども!!