あまりにもショッキング過ぎたので書かせてほしい。匿名じゃないと残せない。
十年以上前に風邪の時に下痢でやらかしたことはあるが、今回はそんな言い訳が通用しない。
まず、私は元々は便秘気味で、3,4日出ないのは当たり前だった。出る時もそこそこの硬さを保ったブツが出てくるのだ。別に腹が張るとか辛いわけでもなかったし、精々将来痔が心配なだけであり、生まれ持っての性質だと思っていたため特に恒常的な対策は取っていなかった。
それがここ最近、ダイエットの一環として食生活を見直して体にいいとされているものを片っ端から取り込んでいった。そのせいか長くても2日あれば出てくるようになった。
しかもこれまで体験したことない柔らかさで、狭い出口を無理矢理押し広げるような硬いブツでは無い。柔らかく出口を傷つけずに優しく通過する、しかし最低限の形は保ったままのブツが出てくるようになったのだ。
非常に喜ばしいことだが、これが今回災いした。
先に書いた通り、今まではある程度硬さを保っていたため便意ギリギリまで我慢しても出口から出ることはなかった。あったとしても、その硬さ故に出口を塞ぐことになってほんの先端だけ出るだけだった。
今回のブツは予想以上に柔らかかった。
便意が来た時点でトイレに行けばいいものを、癖でギリギリまで我慢していた。我慢しても出ないとタカをくくっていたが、その柔らかさ故、便意と共にやってきた放屁の衝撃により意図せず出口から噴出されることとなった。
尻に広がる違和感。冷たく重さを感じる臀部。そして決壊寸前だと言わんばかりに急に鳴り出す腹。
急いでトイレに駆け込んだが時すでに遅し、そこには柔らかで健康な色をした例のブツが鎮座し、パンツを茶色に染め上げていた。ついでに私は絶望に染まった。
不幸中の幸いで、下痢のような水っぽいものではなくある程度硬さを保っていたことから広範囲に広がることもなく、被害は下着のみだった。
とりあえず固形物を拭き取ったがこれはもう駄目である。この下着は廃棄せざるを得ない。
ここでもう一つの問題として、今私はスカートであること、そして換えの下着を持っていないことである。ノーパンで午後を過ごすのは正直気が引けるというかノーパンスカートとかどんなエロ漫画の世界だよ。
仕方ないので、今現在進行形で持っていた生理用品を漏らしたヶ所の裏表に貼り直接触れないようにしている。
臭いに関しては、幸い今日は事務所に誰か来る予定も無く、私一人だけのはずだ。とりあえず、窓を全開にすることで誤魔化すつもりである。