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2018.04.10
[造形屋]

福山和馬のポートフォリオVol.1

世の中に無いから自分で作った作品

TITLE
vz61ホルスター、マガジンポーチ
サバゲーとか銃器が好きで、個人的にとしてスタンダードに取り組んでいる作品です。ホルスターやマガジンポーチはこれまで数多く制作してきました。 市販ではなかなか無いものが多いので、「無いなら自分で作ってしまおう!」がいつも作品制作の動機になっています。これは、銃本体の凹凸を細かく理解しながら型紙を起こし、皮革で作りました。難しいのは、腰に装着して銃をおさめた時の具合を、使いやすく機能的にすること。銃の重心がどこにあるのか把握し、ピッタリとおさまり、出し入れのしやすさなどを何度も確かめながら仕上げました。見えないところの美しさにもこだわっています。自分で欲しくて作ったものだから、すごく愛着がありますね。

 

難しい素材を使いこなす自信が持てた作品

TITLE
サバゲー用オリジナルマスク
趣味のサバイバルゲームで使える、格好良くて軽くて、個性的な防護マスクが欲しいと思って作りました。サンペルカーというスポンジのような素材を使用し、骨の凹凸などは、素材を熱で曲げたり、溶かしたりして立体感と質感を出しています。骨の色を意識し、出来たときのインパクトを考えて色をつけています。また、付けたときの顔とのバランスやフィット感にもこだわり、実践で使いやすいことを大事にし、顔の一部のように仕上げることができました。サンペルカーの素材を扱うのは難しいのですが、それを使いこなせた作品としてずっと残したいものの一つになりました。

Vol.1

PROF.

大阪デザイナー専門学校 特殊メイク学科卒業。フリーランスで活動中。仲間とともに制作集団「そよ風工房」を展開。造形会社や着ぐるみ制作などのアシスタントなど幅広く活躍中。また依頼を受けた受注作品を制作したり、個人の作品づくりに取り組む。

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様々なクリエイターの作品に込めた思いを発信!

▼福山和馬さんの卒業校

大阪デザイナー専門学校 特殊メイク学科

デッサンや基礎造形などのさまざまな実習を通して特殊メイクの技術を総合的に学びます。
また基礎から応用までのスキルを学び、理論だけでなく、実制作を重ねることで造形技術を身につけます。