はじめに
エンジニアにとっての情報収集能力はとても重要だと私は考えています。
はじめのうちは、「よし、やってやるぞ!」と思い、日々情報収集をしようと決心したが中々続かない人や、日頃から情報収集をするという行為に慣れておらず、毎日記事を追うことや、更新を毎日確認しにいくことが億劫になってしまう人もいるかと思います。
そういった人の助けに少しでもなれば良いと思い、私の現在の情報収集方法を記しておきたいと思います。
追っているサイトなど
私が日頃確認しているサイトは主に以下の通りです。
- はてなブックマーク(テクノロジー)
- ITpro総合
- Twitterで有名な人をリストに追加
- GitHubのトレンドやフォローしているひとのアクティビティ
- Qiitaトレンド
たまに追っているサイト
たまに追っているけど、毎日は追いきれていないサービスは主に以下の2つです。
- モヒカンSlack
- connpass
- GithubのRailsコミットログ
- そのほか企業のサイトや個人ブログなど...
情報収集するサイトは人それぞれだと思っています。はじめのうちで何を読めばいいのかよくわからない人は、「エンジニアの情報収集法まとめ」に載っているサイトを見てみると良いかもです。
情報収集方法を如何に簡単にしていくか
はっきり言って上で挙げたサイトを全て確認しにいくのは骨が折れます。全てをブラウザの機能でお気に入りにしてたとしても中々に疲れることでしょう。
なので私はFeedlyというニュースアグリゲータアプリケーション(RSSリーダー)を使っています。
フィードリーダー - Wikipedia
フィードリーダー(feed reader)、またはフィード・アグリゲーター(feed aggregator)は、ブログやポッドキャスト、ニュースサイトなどが配信するフィードを取得・購読するためのアプリケーションソフトウェアの総称。フィードのファイルフォーマットとしてRSSが先行していたことから、現在でも「RSSリーダー」と呼ばれることが多い。英語圏では「news reader」や、単に「aggregator」と呼ばれることもある。
このFeedlyとういサービスを使えば、自分がいつも確認しに言っているサイトをまとめて管理してくれます。
下記のアカウントでサービスを始められ、スマホアプリもあるのも非常に良いです。
- Windowsアカウント
- Evernote
主な機能(自分が使っている機能)としては至ってシンプルで、以下の通りです。
- サイトをカテゴリごとに分けて更新確認
- あとで読む機能
また、Feedlyの良いところは、サイトURLをFeedly内で検索することでそのサイトや関連サイトのRSSを表示してくれることです。
これが非常に便利で、例えばRailsのリポジトリ( https://github.com/rails/rails )を検索するとmasterへのコミットやリリースノートを確認することができます。
Qiita( https://qiita.com )はこんな感じです。
GitHubでフォローしているひとのアクティビティをFeedlyに登録する
はじめの方に「追っているサイトなど」で挙げた、「GitHubのフォローしているひとのアクティビティをFeedlyに登録する」も私はFeedlyに登録しています。しかし、登録方法に少し技がいるので記しておこうと思います。
そもそも「GitHubのフォローしているひとのアクティビティ」とは?
これはGitHubで他のユーザーをフォローした時に自分のGitHubのトップに表示されるものです。
これは登録したユーザーに紐づいているので、RSSを取得するには手順が要ります。
取得方法
やり方なのですが、自分はMac環境なのでCurlを使用して取得しました。
ターミナルを開いて、以下のコマンドを実行すると次のようなレスポンスが返ってきます。
- 実行したコマンド
curl -u "あなたのGitHubユーザーネーム" https://api.github.com/feeds
# パスワードを入力
- 返ってくるレスポンス
{
"timeline_url": "https://github.com/timeline",
"user_url": "https://github.com/{user}",
"current_user_public_url": "https://github.com/あなたのGitHubユーザーネーム",
"current_user_url": "https://github.com/あなたのGitHubユーザーネーム.private.atom?token=yourtoken",
"current_user_actor_url": "https://github.com/あなたのGitHubユーザーネーム.private.actor.atom?token=yourtoken",
"current_user_organization_url": "",
"current_user_organization_urls": [
],
"_links": {
"timeline": {
"href": "https://github.com/timeline",
"type": "application/atom+xml"
},
"user": {
"href": "https://github.com/{user}",
"type": "application/atom+xml"
},
"current_user_public": {
"href": "https://github.com/あなたのGitHubユーザーネーム",
"type": "application/atom+xml"
},
"current_user": {
"href": "https://github.com/あなたのGitHubユーザーネーム.private.atom?token=yourtoken",
"type": "application/atom+xml"
},
"current_user_actor": {
"href": "https://github.com/あなたのGitHubユーザーネーム.private.actor.atom?token=yourtoken",
"type": "application/atom+xml"
},
"current_user_organization": {
"href": "",
"type": ""
},
"current_user_organizations": [
]
}
}
この中で、GitHubのフォローしているひとのアクティビティに対応するのは以下の部分です。
"current_user": {
"href": "https://github.com/あなたのGitHubユーザーネーム.private.atom?token=yourtoken",
"type": "application/atom+xml"
}
このhref
のurlをFeedlyに登録すれば、GitHubのフォローしているひとのアクティビティを確認できます!
GitHub二段階認証を設定している場合
自分はこのケースでした。分かれば簡単ですけど、分かるまでが辛かった系ですね…
- 実行したコマンド
curl -u "あなたのGitHubユーザーネーム" -H "X-GitHub-OTP: ワンタイムパスワード" https://api.github.com/feeds
このように-H "X-GitHub-OTP: ワンタイムパスワード"
を付与すれば同じように取得できます。
参考にしたページ:https://developer.github.com/v3/activity/feeds
最後に
エンジニアの情報収集方法はたくさんあり、その中でも私の情報収集方法を紹介させていただきました。
学生の方やこれからエンジニア業界に入る方、周りの人はどんな感じで情報収集しているのか疑問に思っている方など、この記事が参考になれば幸いです。
また、みなさんの情報収集方法も知りたいので共有できたら嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
個人的には次のものも見てます。
鮮度を求めるなら
https://slacklist.info/
https://bokuweb.github.io/slack-list-ja/
発表資料を見るなら
https://speakerdeck.com/
https://www.slideshare.net/
最近だと、Youtubeで検索をかけてたりします。
ハンズオンだったりの資料が動画で落ちてたりします。
(感謝をこめていいねしてます)
あとはStackOverflowは言うまではないですかね。。。
海外の動向やコミュニティの活性度をチェックできます。
検索精度を挙げるために、Googleの検索方法も考慮してますね。
期間指定、AND,OR検索、特定サイト内での検索、除外検索などなど....
手法は様々ですが、情報収集の精度が高まります。
(追記)古典的な方法が抜けてました。
メーリングリストに片っ端から登録することですかね。
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