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【芸能・社会】

大野南香・リケジョの素顔に迫る 「東大なのに」というギャップ…

2018年5月13日 紙面から

スレンダーな体形も魅力的な大野南香(稲岡悟撮影)

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 大手芸能プロダクション「レプロエンタテインメント」に今春、現役女子大生部門「CAMPUS ROOM」が誕生した。在籍する10人の中から、本紙が注目したのは名古屋市出身の東大生・大野南香(おおの・みなか)。新入生だった昨年、「ミス東大準グランプリ」を獲得した理系女子(通称リケジョ)で、女優もモデルもこなすマルチタレントを目指している。ルックスも好奇心旺盛なキャラクターも素質十分な大野の素顔に迫った。

 「東大の学園祭のミスコンの舞台で、レプロさんに声をかけてもらいました。芸能界はあこがれの世界だったんですが、高校のときはただのJK(女子高生)で、まったく縁がなかったです」

 愛知県の私立では偏差値ナンバーワン級の女子校に通っていたが、東大受験を決めたのは高2のときだった。

 「ガチガチのリケジョなのにいきたい学部がなくて。受験が近づいてきて、東大なら学部を決めなくていいと思ったのが一つと、大学は国公立へ行きたかった。あと、大学まで女子校というのは死んでも嫌だと思いました。名古屋にいても、交流に限りがあって、もっと広いところに行きたい。それをかなえてくれるのが東大しかないなって…」

 模試では合格ボーダーラインに遠いD判定、E判定ばかり。それでも猛勉強の末に東大合格を勝ち取った。現在は理科II類教養学部で白衣を着て生物実験をする毎日だという。

 「3年生からの学部は健康総合学科を目指しています。自分の体について広い知識を持つための学科です。自分の体のことって一番自分が分かっているので。大学卒業後は大学院にいきたいと思っています」

 学業と両立しながら、あこがれの芸能界への扉が開いた。CAMPUS ROOMには東京都内の大学に通う美女たちが集まっている。

 「みんな、ちゃんとしていて、いろんなことをやられているので、自分個人として頑張らなきゃいけないなって。とても仲いいですよ。ライバルと言うより、同士意識のほうが強いです」

 キャンパスライフについても聞いてみた。

 「今はゴルフサークルに入っていて、今年からミュージカルに出たいのでダンスサークルに入ろうかなと。研究室にこもったりはしていません。めちゃめちゃアクティブです!!」

 将来の目標は、世界で活躍するマルチタレントだ。

 「周りには『なんで東大なのに芸能界なの?』って言われるんですが、自分のやりたいことをやっていきたいので。今はすごく楽しいって感じています。『東大だしね』じゃなくて『東大なのに』というプラスのギャップで頑張っていきたいと思います」 (江川悠)

◆大野南香アラカルト

 ▼身長 160センチ

 ▼趣味 弾丸旅行、カフェ巡り、映画鑑賞

 ▼特技 料理とマシュマロキャッチ。料理は最近、名古屋名物「どて煮」を作ったとか。

 ▼チャームポイント まつげ。「そんなにグラマラスじゃないけどお尻はちゃんと大きいですよ」

 ▼尊敬する芸能人 ローラ、石原さとみ、北川景子、綾瀬はるか。「女性目線でステキって思える人は本当にステキ」

 ▼あこがれの舞台 東京ガールズコレクション

 

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