・ある日、私は病院へ行きました。
・何の検査かは忘れてしまったのですが、血を採取しなくてはいけなくなりました。
・血を採ってくれるのは、おばさんの看護師さん。
・おばさんは、顔色が悪く、ちょっと顔が怖いです。
・でも、そんなことはどうでもいい、とにかく早く血を採ってください。
・おばさんは、「それでは行きますね~」という感じで私の腕に針を刺しました。
・ブスッ!
・するとおばさんは、納得いかない感じ。
・「これじゃダメだから注射器でやりますね」
・おばさんは、注射器を持ってくると、私の腕に針を刺しました。
・ブスッ!
・おばさんは、注射器のポンプを徐々に引いていきました。
・すると、血がどんどん注射器にたまってきました。
・私は、「うまくいってよかった」と思いました。
・すると、おばさんは、「だめだ、うまくいかない…」と言いました。
・私は、何がダメなのかな? と思いつつもそこにいました。
・すると、おばさんは別の注射器を持ってきました。
・そして、
・「行きますよ~」と言って、
・ブスッ!
・注射器を、私の腕に刺しました。
・おばさんは、注射器のポンプを引きます。
・すると、血がどんどん注射器にたまってきました。
・今度はうまくいったかな? と思っていると、
・「やっぱりダメだ…」
・おばさんは、そう言って向こうへ行きました。
・私は、どんどん不安になってきました。
・おばさんは、例のごとく別の注射器を持ってきました。
・そして、
・「行きますよ~」と言って私の腕に針を刺しました。
・ブスッ!
・おばさんは、注射器のポンプを引きます。
・またまた、血がどんどん注射器にたまってきました。
・今度は、いける? と思った瞬間。
・「ダメだ…」
・やっぱりダメです。
・私は、何がダメなのかわからなくて怖くなってきました。
・そして、おばさんは、また、新しい注射器を持ってきました。
・当然、私の腕に針を刺してポンプをゆっくり引いていきました。
・血がどんどん注射器の中にたまっていきます。
・その時、私は、おばさんの顔を見てみました。
・すると私は、ちょっと血の気が引きました。
・なぜなら、
・おばさんが、不気味な顔でニヤっと笑ってるんです。
・いや笑ってるだけなら、まだいいんですが、目の焦点が合ってないというか、変なんです。
・すごく不気味で怖い。
・私は、おばさんが吸血鬼に見えてきました。
・おばさんは、また新しい注射器を持ってきました。
・私の腕に針を刺してポンプをゆっくり引いていきました。
・血が注射器にたまっていきます。
・私は、「これ、いつ終わるんだ?」 と不安でいっぱいです。
・全身の血を抜かれるんじゃないか?
・そんな事まで考えてしまいました。
・またダメなのかな? と思っていると、
・「うまくいきましたよ」と、おばさんが言いました。
・なんとか終わったようです。
・それにしても、おばさんの顔、やばかったな。
感想
私の思い込みかもしれませんが、けっこう怖かったです。