踊るバイエイターの敗者復活戦

アフィリエイトを含めたネット広告やアルバイトからの収入で生計を立てる人に、踊りながら生き抜くための知恵を紹介するブログ。

就活に失敗したら東京での日雇いをポジティブに考えるべき理由

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ニコニコ生放送に派遣や日雇いで生計を立てている「七原くん」という人気配信者がいる。家での雑談(主に仕事や生活のグチ)、外配信が面白く、作業中や寝る前のBGM代わりに良く聞いている。

そんな彼の配信で、名古屋や東京における日雇いの話が出てきた。

日雇いの話題は3時間46分頃から。

 

 

日本における日雇いバイトの現状

上記七原くんの放送で「名古屋は日雇いの仕事も多く恵まれてる」という話から

「東京には日雇いバイトが余っている」
「東京には時給1500円がゴロゴロある」

というコメントが流れていた。

 

自分も以前東京で日雇いをしていたことがある。当時の日雇いにおける時給は最低時給で800円程度だった。20日以上働いても殆ど貯金が出来なかった。自分で移動が必要な現場の場合、交通費も自己負担が普通だった。

 

当時の状況と比べ、現状はどうなっているか?

七原くんの放送でも具体名として出てきた「ショットワークス」で東京の現場を調べてみたところ、放送でも言われていた通り「時給1500円」の現場がゴロゴロあった。一番低い現場でも1200円で当時の1.5倍である。加えて、時給の安いところでも交通費支給の文字が並んでいた。8時間労働もしくは日給なら1万円以上(交通費支給)が普通のようだ。

 

もちろん、給与が良くなっているだけで、労働自体は楽になっていないだろう。求人も倉庫やイベント、工場などが相変わらず多い。派遣先には話の通じない現場監督もまだいるだろう。ただ、貰える額が増えているという点だけ見ても、利用価値は明らかに上がっている。

 

東京に住むネットカフェ難民もネガティブな側面が強調されることが多い。ただ、こうした人の中には生活に余裕のある人も増えている。

ミュージシャン、フリーライターの他、月収30万円以上稼ぐ人も出てきているとのことである。

 

また、東京を中心に自転車やバイクを使いフリーのデリバリーとして稼ぐ手段も誕生した。ウーバーイーツ(Uber Eats)というサービスである。

 

ウーバーイーツ(Uber Eats)は指定されたレストランから配送先へ料理を届けるごとに報酬を貰うことが出来る。

簡単に説明すると、レストランから配達先まで1kmの場合は620円、2kmで770円、3kmで920円となる。 受け取り場所が2ヶ所なら更に+300円で、配達員が足りない日時になると「ブースト」といった形で報酬に1倍以上が加算される。

報酬については下記ページを参考に。

https://www.uber.com/ja-JP/drive/tokyo/resources/how-does-payment-work/

荷物を取りに行く移動時間と配送先の移動時間が近ければ1時間に2件以上周ることも出来るだろう。都心に自転車やバイクを持って出れる環境にあれば誰でも稼ぐことが出来る。

  

もちろん、社会保障費の負担は増えているし、生活に苦しんでいる若者がいるのは間違いない。ただ、給与が上がっているにもかかわらず、家賃は変わっていない。コストを抑えさえすれば、月10日の日雇いだけでも暮らすことは出来るだろう。

選択肢の多い今、これらを工夫して利用すれば、正社員よりも満足のいく暮らしが出来るようにも感じるのである。

 

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売り手市場の就活でも学生が失敗を恐れる理由

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日雇いだけでなく、就活といった労働市場は現在、空前の売り手市場と言われている。高齢による退職者が増えている上に、若者の数自体が減っているからだ。これから社会に出る人達はこうした高齢化社会の恩恵を就職面では多く受けることが出来るだろう。

 

ただ、就活を続けていくうちに自信を無くし、精神を病んだり、自殺にまで走ってしまう若者が今でもいるのは確かだ。

大学生の自殺のうち、就活自殺によるものは毎年10%程度となっている。 厚生労働省の自殺の統計によると、平成29年(2017年)中における学生の自殺者数は356人。従って、このうち40人弱の若者は就活自殺の可能性がある。

 

就活がプレッシャーになる理由は日本独特の雰囲気や労働流動性の低さにもあるかと思う。

学生の多くは有名企業へ入ることだけが成功や幸せに続くと思っている。恋人の条件として、給与額だけでなく企業名にこだわる人も多い。所属する会社が一種のステータスになっているのだ。

また、新卒での就職先は今後の転職でも極めて重要になる。労働流動性の低い日本では、転職によるキャリアアップも明確なスキルを求められる業種「以外」では厳しいのが現状だ。

 

新卒で上手く就職できなければまともな待遇の会社へ行けない。

新卒で就職できなければ、人生も上手くいかないと追い詰められている人は多い。

 

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就活の失敗を恐れる学生へ教えたいこと

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まず、新卒での就職に失敗しても

1.大企業に勤めるチャンス、待遇の良い仕事は新卒採用を逃してもありつける

加えて、

2.東京へ行けば仕事に困らない。月10日働くだけでも暮らせる

 といった事実がある。

 

大企業に勤めるチャンス、待遇の良い仕事は新卒採用を逃してもありつける

普通の人なら給与の良い会社だったり、仕事内容が自分の好みと合うような職を求めるだろう。しかし、現実的なことを言えば、新卒採用を逃すと待遇の良い求人は殆ど無くなってしまう。

ただ、メディアなど、初期費用の少ない事業やソーシャルなどのプラットフォームを持ち、求人へ応募するのではなく、向こうからリクルートが来るようになれば待遇の良い仕事にありつける時代となっている。

確かに、大企業への就職は何か結果を残さなければならず、プロモーションの規模も大きいのでメディア運営だけでは難しい。多少のリスクは取る必要もあるが、事業を行う必要性もある。日本の大企業もM&Aが活発になっており、新規事業の立ち上げなど、タイミングが合えば部長、取締役として採用されることも不可能ではない。

こうした新卒採用を逃した人でも大企業へ勤めることが出来る具体的なコースなどについては下記記事を参考に。

 

東京へ行けば仕事に困らない。月10日働くだけでも暮らせる

日雇いの現場は明らかに誰でも出来るような仕事を行う。みなプライドが高く、周りを見下しながら自分だけが賢いと思っていたりする。こんな雰囲気の中で労働を続けるのは難しいのも確かである。ただ、長期のアルバイトよりもフレキシブルに働くことが出来る。

通常のアルバイトは長期で休むことが難しい。忙しい時期に休もうとすれば嫌な顔もされるだろう。これに対して、日雇いは休みたい時に休むことが出来る。

東京は人が不足しており、現場へ入ってほしいといった連絡が派遣会社からも来る。これも理由をつけて断ることは容易である。10日連続で働いて、20日連続で休むといった「本当に」自由な働き方が出来るのはアルバイトと大きな違いと言える。

 

ただ、大企業へ入社するのが目標だった人は大幅な進路変更を求められてもすぐには納得出来ないだろう。納得出来ないうちも、生活費は稼がなければならない。その手段として日雇いは悪くないかと思う。

人生の目標が大企業への就職の人だった人も徐々に違う生き方があることを理解していけば良い。また、いざとなれば、起業といった形で日雇いからの逆転も狙うことは出来る。

 

サラリーマンとは違い、日雇いの生活なら、コストを落とせば、仕事以外の時間も十分に確保できる。この時間を使って事業を始めるのも良いし、大企業という限られた場所ではなく、本当にやりたいことへと突き進んでも良いだろう。就職したら絶対に得られないような経験も出来るはずだ。

 

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