挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
レジェンド 作者:神無月 紅

崖のダンジョン

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
1729/1729

1729話

 マリーナの口から出た言葉。
 レイの出したダンジョンの核が、間違いなくこのゴルツの側に生み出されたダンジョンの物であるという言葉に、バニラスはやがて小さく息を吐く。
 ……もしこれを断言したのがレイであれば、バニラスはここまですぐに信じるような真似はしなかっただろう。
 それはレイが信じられる相手ではないということではなく、純粋に元ギルドマスターのマリーナの信用が非常に高かったというのが影響している。

「これが、ダンジョンの核。絵では見たことあるけど、実際に自分の目で見るのは初めてよ。……けど、何で壊れてるのかしら?」
「俺が斬ったからだな」
「……斬らないと駄目だったの?」
「多分、駄目だったと思う。それとダンジョンの核をこうして持って来た以上、あのダンジョンがどうなるか分からないから注意しておいた方がいい。特に大きいのは、空間が妙な感じになって崖が崩れる可能性もあるってことだな」

 崖が崩れるという言葉に、バニラスの表情が引き攣る。
 当然だろう。あれだけ大きな崖が崩れるなどということになれば、周囲に与える被害もかなり大きなものとなる。
 それ以外にも、場合によってはあの崖周辺の生態系にも影響を与える可能性があるのだから。

「そう。だとすると……いえ、その前にダンジョンの中がどんな場所だったか聞かせて貰える? あの岩の植物があったのと、森になっている場所があったっていうのは聞いてたけど」

 ダンジョンが消滅した時に周囲に与える影響を考えていたバニラスだったが、まずはダンジョンについての情報を聞く方が先だと判断したのだろう。
 真剣な表情で視線を向けてくるバニラスに、レイは自分がダンジョンの中で経験してきたことを話す。
 森で遭遇したモンスターに、岩の植物が無数に存在している空間、隠し扉とそこから続く大量に罠が仕掛けられていた通路。
 そして、巨大な地底湖と本来はランクCモンスターにも関わらず、ランクAモンスター級の力を持ったガランギガ。
 そんなガランギガであったが、揃っている戦力が強力だったこともあり、多少の怪我はあったものの、死人や重傷のような怪我はないままに倒すことに成功する。
 ガランギガを倒した後は、地底湖の底にダンジョンの核があるのを発見し、マリーナの精霊魔法で地底湖の水をどかせて、無事に破壊することに成功した。
 その後は、ダンジョンが空間的に歪んでいる以上、ダンジョンの核が破壊されてそれがどうなるか分からず、急いで脱出し……今、こうしてゴルツにいる、と。
 かなりの駆け足であったが、ダンジョンであったことを説明したレイは、話の途中で受付嬢が持って来てくれたお茶を口に運ぶ。

「まぁ、そんな感じだ」
「そう。……この前聞いた時も思ったけど、話を聞く限りだと、あのダンジョンはとてもじゃないけど出来たばかりのダンジョンとは思えないわね」
「あれだけの広さがあったり、森とかあったしな。……以前、正真正銘出来たばかりのダンジョンを攻略したことがあったけど、あのダンジョンに比べればもの凄く楽に攻略出来た」
「ああ、聞いたことがあるな。去年……あれ? 一昨年だったか? ギルムの近くにダンジョンが出来て、一時期警備兵とかがそっちに回されたことがあったな。あのダンジョンはレイが攻略したのか」

 レイの話を黙って聞いていたレリューが、思い出したように告げる。

「ああ。おかげで、ダンジョンにいたガメリオンを大量に倒すことにも成功したしな。考えてみれば、美味しいダンジョンだった」
「……あのガメリオン騒動も、お前の仕業だったのか」

 呆れた様子を見せるレリューだったが、バニラスは軽く手を叩いてレイ達の意識を自分に向け、口を開く。

「ダンジョンについての情報は助かったわ。それで……ガランギガの死体は当然持って帰ったのよね?」
「ああ。折角倒したモンスターだしな。色々と使い勝手も良さそうだし」

 ケルピーが二匹とガランギガが一匹。
 魔獣術でスキルを習得するのを考えると、レイとしては正直もっと多くのモンスターの魔石が欲しかったというのが正直なところなのだが。
 もっとも、下手に時間を掛ければ色々と面倒なことになっていたというのは否定出来ない以上、不満はあれど仕方がないとも思う。

「あら、ケルピーも? ……森があったという話だし、その辺りはおかしくないわね。それで、モンスターの剥ぎ取りや解体はどうするつもり?」
「どうするって言われてもな。取り合えず後でギルド……ギルムのギルドで冬の仕事として依頼を出そうかと思ってたけど」

 当然、依頼を出す前に魔石だけは取り出してから、だが。
 ガランギガもそうだが、ケルピーも何気にかなりの大きさを持つ。
 レイ達だけで解体や剥ぎ取りをするのは……無理ではないが、かなり時間が掛かるというのは間違いなかった。
 であれば、色々と溜まっているモンスターの死体と一緒に、ギルムで解体した方がいいという判断は決して間違っていない筈だ。
 折角ギルドが費用を持ってモンスターを持って解体してくれるということになっているのだから、ワーカーもその中にケルピーやガランギガは入っていても、許容するだろうという予想もあった。
 そもそも、今回のダンジョンはワーカーからの依頼……いや、頼みを受けてやってきたのだから、そのくらいの融通はあってもいいだろう。
 レイはそう思っているし、もしそれが駄目なようならマリーナ辺りに交渉を任せて、色々と引き出すつもりでいた。

(オークも相当の数仕入れることが出来たしな)

 ダンジョンの森にあったオークの集落は、何だかんだとそれなりの数になる。
 普通の冒険者……それこそゴルツで活動しているような冒険者にとって、オークの集落というのは脅威的な存在でしかない。
 だが、レイ達にしてみれば、オークの集落というのは肉の補充場所という認識しかなかった。
 勿論オークの集落にオークキングを始めとした上位種や希少種の類がいれば話は別だったが……幸い、森にある集落にいたのは普通のオークだけだ。
 レイにしてみれば、出来ればオークキングがいて欲しいという思いはあったのだが。
 今までレイが倒したオークキングは一匹だけで、その魔石もセトが吸収している。
 であればば、デスサイズが吸収する分の魔石も欲しいし……何より、オークキングの肉は非常に美味なのだ。
 普通のオークの肉ですら、かなり美味い肉なのに、それがより高位のモンスターたるオークキングの肉であれば、それがどれだけ美味いのか……
 それこそ、オークキングだけを探し回りたいと思っても不思議ではないくらいの、極上の肉だ。
 肉欲という言葉があるが、この場合は一般的な意味ではなく食欲的な意味での肉欲を感じさせる相手ですらある。

「ダンジョンで倒したモンスターの解体、私達に任せてくれないかしら」
「……ゴルツの冒険者に? 何でまた?」

 別にゴルツの冒険者にモンスターの解体を任せるというのは、レイにとっても構わないと思っている。
 だが、別にゴルツでそのような真似をする必要もない以上、レイはギルムに戻ってから……と、そう思っていただけに、バニラスからの提案はかなり予想外のものだった。
 それはレイだけが感じた思いではなかったらしく、他の面々もバニラスが何を考えてそのようなことを言ったのかと、疑問の視線を向ける。

「何でって……私達だけではどうしようもなかったダンジョンを、レイ達には攻略して貰ったのよ? であれば、それに対する感謝を示すのは当然だと思うけど。ああ、勿論感謝の気持ちからの行動である以上、依頼料とかそういうのは無料でいいわ」
「……どう思う?」

 視線を向けて尋ねるレイに、マリーナは少し考え、口を開く。

「別に構わないと思うわよ? ただ、その分ギルムに戻るのは遅くなるけど……」
「え」

 マリーナの言葉に割り込むように声を上げたのは、レリュー。
 当然だろう。ギルムに戻るのが遅くなるということは、それだけ妻のシュミネとの再会が遅れるということなのだから。
 目的だったダンジョンを予想していたよりも遙かに攻略出来たのは、レリューにとって非常に幸運なことだった。
 ダスカーからの頼みでレイ達と一緒にダンジョンの攻略をしていたものの、それでもやはり愛妻のシュミネと離れて暮らさなければならなかったのは辛かったのだから。
 だが、結果としてダンジョンの攻略はレリューが当初予想していたより遙かに早く終わった。
 冬まで……雪が積もるまでにはギルムに戻りたいと願っていたレリューだったが、こうして素早く攻略を終えたことにより、雪が降るのではなく、秋の中頃といった具合にはギルムに戻れると、そう思っていたからだ。
 なのに、ここでケルピーとガランギガの解体をするとなれば……一日二日……場合によっては、それ以上の時間ギルムに戻るのが遅くなるだろう。
 レリューにとって、それは可能な限り避けたい事態だった。
 ……もっとも、それはあくまでもレリューの事情であって、他の者達にとってはバニラスの申し出を受けるメリットは多い。
 特にレイは、すぐにでもケルピーやガランギガの肉を確保出来るというのは大きい。
 何度かケルピーの肉を食べたことがあるレイだったが、ふんわりとした肉という独特の食感は癖になる味だった。
 もしギルムに戻ってから解体するのであれば、それこそ冬になって冒険者の仕事がなくなるまで待つ必要がある。
 どうしても食べたくなったのであれば、レイが自分でケルピーの解体をするという方法もあるが……ギルムに戻れば、レイも相応に忙しくなり、増築工事の方に回る必要も出てくる。
 であれば、ここで解体してくれるのなら任せた方がいいだろうというのが、レイの結論だった。

(ただ、あまり時間を掛けすぎればレリューが不満を爆発させかねないから、ゴルツで解体して貰うのはケルピーとガランギガだけで、オークはギルムでだな。ああ、でも折角解体して貰うんだから、オークの一匹や二匹は渡しても構わないか)

 ダンジョンから落ちてきたオークの死体があったが、それでもオークの肉は需要過多なのは間違いない。
 であれば、大量に死体を持っているオークの一匹や二匹渡したところで、そこまで問題はない。
 寧ろ、オークの一匹や二匹で解体を頑張ってくれるのなら、レイにしてみれば願ったり叶ったりといったところだろう。

「悪いな、レリュー。俺はこの提案を受け入れようと思う」
「あー……ったく、しょうがねえな。ただ、出来るだけ早くしてくれよ?」

 ここで自分だけでもいから帰ると言わなかったのは、単純に自分が走ってギルムに向かうよりも、セト籠を使って移動した方が圧倒的に早いからだろう。
 もしここでレリューが一人で帰ったとしても、結局ギルムに到着するのはケルピーとガランギガの解体を終えたレイ達なのだから。
 それが分かっているだけに、レリューは大人しく引き下がったのだ。
 ……ダンジョンの攻略を予想外に早く終えたのも、レリューに若干なりとも余裕を持たせる結果となっていたのだろうが。

「ああ。それに、お前もシュミネだっけ? 奥さんにお土産でも買っていったらいいんじゃないか? 折角ギルムから離れたんだから」
「お? おお、そう言われればそうだな。お土産か。うーん、どんなのを買っていったら喜んでくれると思う?」

 お土産を買ったらいいのではないかというレイの言葉に、レリューはすぐに悩み始めた。
 別に今までレリューがギルムの外に行った時に、お土産の類を何も買わなかった訳ではない。
 だが、愛妻家のレリューとしては、やはり妻のシュミネが喜ぶお土産を買うというのは、一大イベントなのだろう。

「いや、俺に聞かれてもな。そもそも、俺はそのシュミネって人のことを知らないんだから、どんなお土産を貰って喜ぶかなんてのは、分かる訳がないだろ。何か、この街の名物でも買っていったらどうだ? 食べ物とかでも、ミスティリングがあるから悪くなったりはしないだろうし」
「そうか!」

 レイの言葉に、レリューは心の底から嬉しそうに笑う。
 ゴルツで何らかの土産を買って帰れば、恐らくシュミネも喜んでくれると、そう思ったのだろう。

(操縦しやすいけど……レリューの場合、その辺りのさじ加減を間違えれば、爆発する可能性があるんだよな)

 例えば、シュミネを人質にするなどといった真似をされた場合、レリューは間違いなく暴走して、そのような真似をした相手を殺すか……場合によっては、殺すよりもっと酷い真似をすることだろう。
 そこまでいかなくても、迂闊にシュミネという人物に接触した場合、どのように反応するのかも分からない。
 そう思いつつ、取りあえずレイはすぐに帰らずにゴルツでケルピーとガランギガの解体をすることをレリューにも承知させるのだった。

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

盾の勇者の成り上がり

盾の勇者として異世界に召還された岩谷尚文。冒険三日目にして仲間に裏切られ、信頼と金銭を一度に失ってしまう。他者を信じられなくなった尚文が取った行動は……。サブタ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全878部分)
  • 26613 user
  • 最終掲載日:2018/05/08 10:00
異世界迷宮で奴隷ハーレムを

ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全221部分)
  • 31145 user
  • 最終掲載日:2017/11/30 20:07
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~

 書籍化決定しました。GAノベル様から三巻まで発売中!  魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする  だが、創造の魔王プロケルは絶望では//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全223部分)
  • 27178 user
  • 最終掲載日:2018/03/30 19:25
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全204部分)
  • 31494 user
  • 最終掲載日:2018/05/10 00:00
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

◆カドカワBOOKSより、書籍版13巻+EX巻、コミカライズ版6巻発売中! アニメBDは2巻まで発売中。 【【【アニメ版の感想は活動報告の方にお願いします!】】//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全577部分)
  • 43977 user
  • 最終掲載日:2018/05/07 18:00
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 37477 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。 運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。 その凡庸な魂//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全363部分)
  • 29135 user
  • 最終掲載日:2018/01/07 20:00
奪う者 奪われる者

佐藤 優(サトウ ユウ)12歳  義父に日々、虐待される毎日、ある日 借金返済の為に保険金を掛けられ殺される。 死んだはずなのに気付くとそこは異世界。 これは異//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全251部分)
  • 26099 user
  • 最終掲載日:2018/05/11 18:00
二度目の人生を異世界で

唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。 「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」 これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全403部分)
  • 35304 user
  • 最終掲載日:2018/05/07 12:00
黒の召喚士 ~戦闘狂の成り上がり~

 記憶を無くした主人公が召喚術を駆使し、成り上がっていく異世界転生物語。主人公は名前をケルヴィンと変えて転生し、コツコツとレベルを上げ、スキルを会得し配下を増や//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全534部分)
  • 28824 user
  • 最終掲載日:2018/05/10 18:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部分)
  • 33310 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
マギクラフト・マイスター

 世界でただ一人のマギクラフト・マイスター。その後継者に選ばれた主人公。現代地球から異世界に召喚された主人公が趣味の工作工芸に明け暮れる話、の筈なのですがやはり//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1880部分)
  • 31111 user
  • 最終掲載日:2018/05/12 12:00
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全537部分)
  • 30158 user
  • 最終掲載日:2018/02/03 23:34
とんでもスキルで異世界放浪メシ

※タイトルが変更になります。 「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」 異世界召喚に巻き込まれた俺、向//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全418部分)
  • 38143 user
  • 最終掲載日:2018/05/08 00:50
境界迷宮と異界の魔術師

 主人公テオドールが異母兄弟によって水路に突き落されて目を覚ました時、唐突に前世の記憶が蘇る。しかしその前世の記憶とは日本人、霧島景久の物であり、しかも「テオド//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1470部分)
  • 31536 user
  • 最終掲載日:2018/05/12 00:00
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~

『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。 あらすじ  ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全824部分)
  • 33221 user
  • 最終掲載日:2017/12/24 00:00
フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~

※作者多忙につき、完結まで毎月第四土曜日の更新とさせていただきます。 ※2016年2月27日、本編完結しました。  ゲームをしていたヘタレ男と美少女は、悪質な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全231部分)
  • 27830 user
  • 最終掲載日:2018/04/28 07:00
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全318部分)
  • 42226 user
  • 最終掲載日:2018/05/12 18:00
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~

柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全121部分)
  • 27566 user
  • 最終掲載日:2018/05/11 23:55
Knight's & Magic

メカヲタ社会人が異世界に転生。 その世界に存在する巨大な魔導兵器の乗り手となるべく、彼は情熱と怨念と執念で全力疾走を開始する……。 *お知らせ* ヒーロー文庫よ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全141部分)
  • 26555 user
  • 最終掲載日:2018/05/03 10:58
賢者の孫

 あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。  世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全130部分)
  • 34336 user
  • 最終掲載日:2018/04/28 22:33
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~

とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。 彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。  そうして導き出された//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全192部分)
  • 28409 user
  • 最終掲載日:2018/05/09 11:00
異世界はスマートフォンとともに。

 神様の手違いで死んでしまった主人公は、異世界で第二の人生をスタートさせる。彼にあるのは神様から底上げしてもらった身体と、異世界でも使用可能にしてもらったスマー//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全468部分)
  • 27575 user
  • 最終掲載日:2018/05/04 13:47
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全289部分)
  • 26554 user
  • 最終掲載日:2018/05/11 00:00
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-

世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。 弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全180部分)
  • 30196 user
  • 最終掲載日:2018/03/17 16:22
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部分)
  • 35694 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
Re:ゼロから始める異世界生活

突如、コンビニ帰りに異世界へ召喚されたひきこもり学生の菜月昴。知識も技術も武力もコミュ能力もない、ないない尽くしの凡人が、チートボーナスを与えられることもなく放//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全453部分)
  • 25981 user
  • 最終掲載日:2018/05/04 01:00
ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた

 ◆書籍⑨巻5月25日発売! コミックヴァルキリーにて漫画版連載中です◆ ニートの山野マサル(23)は、ハロワに行って面白そうな求人を見つける。【剣と魔法のファ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全198部分)
  • 27372 user
  • 最終掲載日:2018/05/11 21:00