2018-05-12

数年経ったので書く

なんて仰々しい題名にしたが、とても単純な話。

数年前にある山に登っている途中、我慢しきれない便意が襲ってきたので仕方がなく人生初の野糞をしていた時に、

一人の女性が来て自分の私(男)の前で野糞を始めた。

私は登山道から少し外れた緩い斜面で野糞をしていた。そこは少し窪んでいて、登山道からは見えない(かった筈)所だった。

ただそんなに深くない窪みだったので、頭は少し下げなければいけなかった。

私はそんな中野糞をしていて、もう少しで出し切る所で周りの様子を見る為に頭を上げた。

すると女性が辺りを気にしながらこちらに向かってきて、しゃがみ、お尻を出した。

窪みから頭を出し目の前にその女性のお尻、というかお尻の穴が見えた。映画館スクリーンで見ているようだった。

私は初めて人のお尻の穴からうんこが出る様子を最初から最後まで見た。綺麗な一本糞だった。

音もなく、生クリームが絞り出されるかのようにうんこが出ていた。

私は息を殺した。当然だ。自分うんこをしている(いた)のだ。そして女性うんこをしている。

私の存在が知られたら、女性パニックになりもしかしたら滑落してしまうかもしれない(ゆるい斜面は短く、その先は奈落の底だ)。

から私は女性うんこを見守った。女性は何度も何度もティッシュで尻を拭き、ズボンを上げ、そして去っていった。

私はそれを見て興奮したかというと、全くしなかった。

よかった。私は変態ではなかった。

ただただ、私は女性こちらに気付きませんようにと、ひらすら願った。そして目の前には現在進行系のウンコ

こんな話、友人、嫁に出来るわけもなく、そして直ぐにSNSネットに書き込んだら本人にバレるかもしれない。

それだけの話。

あの日のお尻の穴と、うんこを生み出す尻の穴と、生み出されたウンコ

山に登ると必ず思い出す。

とても臭かった、あのウンコ

 
 
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