というわけで、偶然だな。
偶然見つけてしまったのです。前の旦那のTwitterアカウント。
まあ見ますよね。
そしたら、離婚してから何年も経つというのに、私の悪口が書いてあるじゃあーりませんか。
このひと、どこまでかわいそうなのと思いました、それ以上にまあ腹が立ちますよね。
反論ツールとして選んだのが、会社のサイボウズ。
『私のことを中傷するのはやめてください。このままつづけば法的手段をとります』
と、いちど脅してみる。返事なし。
で、なんやかんやレスで話しかけてみるも応答なし。
出勤日だからサイボウズ見てるはずなんやが。
とうとう痺れを切らし、長文を送りつけることにしました。
ポイントは「あなたに対する感謝のきもちをあらわしました」というスタンスをくずさないこと。
やりすぎると、こんどは自分が加害者になってしまいますので、落ち着いた態度はそのままで。
送ったのは以下の文になります。
『私は7月に退社いたしますので、さいごに感謝の気持ちをこめてこの文をしたためておきます。
私と別れて下さって本当にありがとうございました。
あなたから解放されたおかげで、毎日幸せでいっぱいです。
現実に絶望し、毎日老後のことばかり考えていた毎日が嘘のようです。
まずいまの旦那と出会えたこと。
常識あるご両親に育てられた彼はとてもおおらかで優しく、つまらないことですぐ怒ったりしないようなひとです。人の悪口なんかもぜったいに言いません。
私の大嫌いなテレビはぜったい見ないし、ましてやテレビに向かって悪態を吐くような真似もしません。
食い意地がはっていないのでスタイルも良い美男子です。
また、なにを作ってだしてもおいしいと言って食べてくれます。熱いものも、辛いものも、野菜も積極的に食べます。食にこだわりがないのでとても助かっています。
オムライスにピーマンを入れてもうだうだ文句言わないし、「〇〇を作るよ」と言ったら腹のたつドヤ顔で「倍肉で」とか言ってくるようなこともありません。
家事にいちいち文句をつけてくることもありません。
「専業主婦になれると思うな、でも家事はしろ、でも子供は産め」みたいなことも言いません。
私は多趣味ですが、その私の趣味をいちからすべて理解してくれて、一緒に楽しんでくれるようなひとです。
車の運転もおだやかで、目の前の車を煽りながら走るような真似はぜったいにしません。
私が倒れたら自分も会社を休んで看病にあたってくれるようなひとです。
私が過呼吸を起こして倒れたときに「一緒にやっているひとに迷惑がかかるから」という理由でオンラインゲームを延々続行するようなこともありません。
なによりマザコンじゃないことがいちばんおおきいですね。
義母が家の合鍵を所有していて、知らないうちに出入りしているような気持ち悪い状況はぜったいにありえません。
休みの日にはかならず水回りを掃除してくれ、家事に積極的に協力してくれます。
とにかくやさしくて、ユーモアがあって、癒されます。
しっかりとお金もあるひとです。
こんなすてきなひとが世の中にいるのに、私はこれまでなにをやっていたのだろうという気分でした。
こんな幸せをつかめるなんて、あなたと結婚していたらぜったいにありえなかったと思います。
別れようと言ってくれてほんとうにありがとう。
私は毎日笑いの絶えない家庭で、幸せに暮らしています。
本当に感謝しているんです。
ひとのことをインターネット上で中傷するようなひととあのままいっしょに居続けたら、きっと気が狂ってしんでしまうことでしょう。
本当に別れてくれてありがとう。
高い人生勉強になりましたが、これまでありがとうございました。
ネットでひとを中傷するしか能が無いあなたではこの先幸せになることは難しいと思いますが、がんばってください。
さようなら」
感謝の気持ちをあらわすふりをして、相手を落とせるところまで落とすのがポイント。
これで腹の虫もすこしおさまったってもんで。
締めの文章は当然これ。
「さいごに謝罪文くらいはほしかったですね」
さて、謝罪の文章はくるのか!? 乞うご期待!