１１日朝、熊本市の県道で通学中の女子高校生が車にはねられて死亡する事故があった。この事故で、運転手の男が酒気帯び運転の現行犯で逮捕された。

警察によると、１１日午前７時前、熊本市西区の県道を自転車で通学していた宇城市の高校生・村上瑠菜さん（１７）が、後ろから走ってきた車にはねられた。村上さんは頭などを強く打ち、およそ１時間半後に搬送先の病院で死亡した。

車を運転していた熊本市西区の会社員・木尾高朗容疑者（２５）の呼気から０．１７ミリのアルコール分が検出されたため、警察は酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕した。

木尾容疑者は「酒を飲んで運転したことは間違いない」と話し、事故を起こしたことも認めているということで、警察は過失運転致死容疑も加えて送検する方針。