【芸能・社会】吉岡里帆、恩人の死に号泣 「エー・チーム」社長通夜2018年5月12日 紙面から
大腸がんのため8日に62歳で亡くなった大手芸能事務所「エー・チーム」社長・小笠原明男さんの通夜が11日、東京・青山葬儀所で営まれ、所属する俳優の伊藤英明(42)や歌手のDAIGO(40)、女優の吉岡里帆(25)ら約2000人が参列した。 人気女優へと育ててくれた恩人の訃報に吉岡は「明男さんがいるから頑張れた。私の頑張りの源みたいな人だった。いま、よく分からなくなってる」と号泣。何度も言葉を詰まらせ、唇や体を震わせながら「ちゃんと話さなきゃいけない」と自分に言い聞かせるようにつぶやき、気丈に取材に対応した。 小笠原さんが3年前から闘病していたことも聞いていた。年末年始も病室を見舞い、正月に「元気が出るように」とお守りを渡した。小笠原さんは携帯電話のケースに入れて24時間手放さなかったそうで「絶対に元気になる。いくつになっても一緒に仕事しよう」と話していたという。 吉岡の出演作品は全部見ていたそうで、吉岡が無理しないよう気遣うと、小笠原さんは「里帆のお父さんでしょ。絶対見るよ」と話していたことも明かした。小笠原さんは吉岡に「見てくださる方に楽しんでもらえること、これに尽きる」と仕事の心構えを伝えていた。吉岡は「一緒に仕事できたことは本当に誇り。優しくて、情がいっぱいで、かっこよくて、本当に私たちの事ばかり考えてる人だったと書いてください」と涙声で絞り出すように訴えた。 小笠原さんが事務所設立前にマネジャーを務めたタレントの石田純一(64)も目を真っ赤にしながら「遊びで4時、5時まで飲み歩いた。最初からスター性のあるマネジャーでした」と懐かしんだ。 祭壇は小笠原さんが大好きだったハワイとゴルフ場をイメージし、遺影は2015年夏にスペインのマジョルカ島で撮影した写真。喪主は妻の晃子さんで、葬儀・告別式は12日午前11時から同所で行われる。弔辞は岩城滉一(67)、永島敏行(61)、映画監督の滝田洋二郎さんが読む予定。 <主な参列者> 伊藤英明、DAIGO、北川景子、吉岡里帆、滝田洋二郎、岩城滉一、ほしのあき、高岡早紀、石田純一、山崎努、松山千春、中村七之助、中村獅童、内田裕也、榮倉奈々、飯島直子、哀川翔、青木功、椎名桔平(順不同)
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