人生実践あるのみ!やってみたもん勝ち

やらない後悔より、やる後悔を

前向きに生きるためのコミュニケーション能力。コミュ力低下は社会現象

こんにちは、山本です。

さて今日は、行動心理士としてコミュニケーション能力についてまとめます。

 

「会社でのコミュニケーションがうまくいかない」

「コミュニケーション能力って、そもそもどんなもの?」

などに答えていきますよ。

 

難しくは書かない(書けない)ので、5分くらいでわかる内容にします。

 

最後に、相手のしぐさから気持ちを読み解くポイントも書いておきますので、ご家族やお友達同士、月曜日の会社・職場でぜひ試してみてくださいね。

 

<目次>

 

 

コミュニケーション能力ってなに?

私たちは、社会を構築しながら支え合って生きていますよね。いわゆる社会的動物です。だから、周囲の人との関わりが、どうしても自分の幸せや価値観に大きな影響を与えるんです。

 

では、周囲との関わりをどうやって取っていくか。それがコミュニケーションです。

 

最近では「コミュニケーション能力」などといわれて、能力があるとかないとか、高いとか低いとかって言われますよね。

 

そもそもコミュニケーション能力ってなんでしょうか。

 

 

コミュニケーション能力とは、他者とのコミュニケーションをうまくはかることのできる能力です。

 

会話だけならペッパーくんを相手にしてもできます。しかし、コミュニケーション能力のあるなしは、相手から発せられた言語以外からも何かしらの情報を得て、さらに会話することができるかどうかなんですね。

 

言語が通じるだけではコミュニケーションとはいえません。相手の話し方やしぐさをもとに、感情や思考をも読み解いて理解することができるかが重要なんです。

 

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コミュ力低下の原因

「最近の若いもんは、コミュニケーション能力がない!」なんてよく聞きますよね。しかし、能力のあるなしは時代の変化や環境の変化が関係しているんです。

 

ひと昔前であれば、他者との関係性をどのように築くかや、他者がどのように思っているかなどは自然に学習できたんです。

 

けれど、現代は核家族化が進み、子供時代から家族と会話する機会が少ない場合があります。昔と比べてコミュニケーション学習の経験が少ないんですね。

 

また、行き過ぎた競争社会も原因のひとつ。早くから友達をライバル視することで、子ども同士の豊かなコミュニケーションを築きにくくしています。

 

家族や祖父母などとコミュニケーションをする機会の減少と、同世代の友人たちとのコミュニケーションの減少。それらによって、どうやったら円滑に気持ちを伝え合えるかを試す機会がないんです。お互いの気持ちの理解をはかる機会を失っているんですね。

 

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会社や学校でうまくコミュニケーションがとれない

コミュニケーション能力は、大人になるにつれてもっとも重要なスキルの一つになります。

 

しかし、コミュニケーション能力の育ちにくい状況を経た場合は、学校で友人に自分の思いや考えを伝えられず、信頼関係が築きにくいと感じたり、職場で意見を求められても自分の意見を発言するのが怖かったりします。

 

ほかには、悪気なく言ったひと言で相手を傷つけたり、それによって自分も傷ついたりして、その後人間関係を作ることに恐怖を覚えてしまう場合もあります。

 

他人に自分の気持ちを打ち明けることに苦手意識をもったり、人と接することに強いストレスを感じる人も増えていますよね。

 

コミュニケーションを育てる機会がなかったばかりに、自分の言いたいことをどうやって伝えていいかわからなかったり、伝えたいことが伝わりにくかったり、相手が自分をどう思っているかわからなかったり、なぜ相手が怒りだしたかわからない状況ができあがってしまいます。

 

 

コミュニケーション能力がないのは、私だけかも…と、個人的な問題にとらえたり、劣っているからなどと悩みがちですが、社会全体総じて能力が低下していると思った方がいいかもしれませんね。

 

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明日から使える!目の動きから相手の心をよむ

会話をしている時に、相手の目線や目の動きが不自然だと感じたことはありませんか?

 

目の動きは、人間の心理状態を表しています。昔からある「目は口ほどにものを言う」ですね。代表的な3つの視線やしぐさをご紹介します。

 

ひとつめは、「上向きに泳ぐ目」。過去の記憶をたどっている時(例えば去年の楽しかったことを思い出そうとする時)に出てくるといわれています。

 

詳しく分けると、本人が左上をみた時は、過去の記憶を掘り起こしています。記憶想起中。右上だった場合は構想中。空想中ともいえます。「この前会社の飲み会だったって言ってたけど、誰と飲んだの?」と質問した時に、相手が右上に目線を移したら記憶を辿っているかは怪しいですね(左利きの場合は逆になる)。

 

ふたつめは、「下向きに泳ぐ目」。ちょっと不安な感情を持ちながら思案している時に出てくるといわれています。あまり思い出したくないことを想起中だったり、音(視聴的記憶)の記憶をたどる時は左下。

 

このしぐさが表れている時に相手に決断を迫ると、拒絶反応をみせたり不快感情を示す場合がありますので、要注意です!

 

最後三つめは、「左右に泳ぐ目」。自信のなさの表れです。人間は自信のないとき、周囲の反応が気になるため、無意識に左右を確認し目が泳ぐそうです。

 

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まとめ

しぐさから読み解く心理は傾向です。絶対ではないので注意してくださいね。また、しぐさを読んでも本人に直接聞いたり、問いただすのは慎重に。警戒心を抱かれ、今後のコミュニケーションに支障をきたす場合があります。

 

「もしかしたら答えづらいのかな?」「思い出したくないことかな?」など、相手を慮るひとつのスキルとして使ってもらえたら幸いです。

 

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