こんにちは、maru-shikakuです。
私の中で春のレンズ祭りが開催されている中、先日撮影した下の写真が気になってました。
見にくいかもしれませんが、うっすら虹色の輪っか(ゴースト)が写ってます。
逆光で写真を撮った時に、レンズコーティングの効果が弱かったり、そもそもコーティングがない場合にはっきり写るらしい。
この写真はオールドレンズで撮ったものですが、レンズ自体はコーティングが多少あって、逆光でもうっすらとしかゴーストが出ません。
もっと盛大に虹の輪っかが写るような写真が撮りたい!
最近キリンレモンの新CMが気になってました。
キリンレモン 「透明なままでゆけ。」篇 フルムービー #キリンレモンのうた
この雰囲気を写真で表現したい。わかって頂けたかな?
そんな理由でオールドレンズを探してたら、
新品でもクラシックな味わいでレンズコーティングの効果をあえて抑えているレンズを見つけました。
それが、NOKTON classic 35mm F1.4 SC(シングルコート)です!
Voigtlander 単焦点広角レンズ NOKTON classic 35mm F1.4 SC シングルコーティング
- 出版社/メーカー: フォクトレンダー
- メディア: Camera
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※MC(マルチコート)版とSC版の2種類があるのですが、調べた限り違いはビミョーとのこと。せっかくなのでコーティングが弱そうなSC版にしました。発色重視ならMC版で。
※私の使っているα7Ⅱ用にFEマウント対応のレンズが売っているのですが、価格が2万円ほど高いので却下。EXIF情報=2万円と考えて、値段をとりました。
今回はこちらのレンズレビューを行いますね。
外観
紫とか緑や黄色のコーティングは見たことがあるのですが、真っ赤というのは初めてです。逆光性能が楽しみ!
次に驚くべきは小ささでしょう。
α7Ⅱにつけてると、これがフルサイズカメラ!?と二度見しちゃうくらい小さい。
レンズ単体では200gしかないとのこと。これでF1.4というのも信じられません。
最短撮影距離は70cmなので、寄れなさすぎというのが最大の欠点ですかね。
それでも35mmという焦点距離も相まって、最強のスナップ用レンズと言えるでしょう。
マニュアルフォーカスのみとなりますが、αシリーズならピント拡大で楽です。
NOKTONは長野県にあるレンズメーカー『コシナ』より発売されています。
ドイツのライカ用のレンズを日本のメーカーが作ってるなんてちょっと驚きですよね。
そのためちゃんと made in Japan の文字が刻み込まれてます。
ライカと言えば超高級カメラの代名詞。
レンズもボディと同じかそれ以上に高い。
コシナはそんなライカ用のレンズをかなり価格抑えめで出しています。
価格の割に描写は素晴らしいというのが定評になってるコシナのレンズで、最高のボケ味が楽しめるNOKTONシリーズ、その中も描写のクラシック度が高いNOKTON classic 35mm F1.4 SCの実力はいかに?
作例
期待した通りの写真が撮れました!!
盛大に虹の輪っかが何個も出てます。
もちろん強い光を画面内に入れなければ、普通に解像度の高い写真も撮れます。
そこがその辺のオールドレンズとは違う部分。
クラシックレンズの味わいを最新の光学技術で磨き上げ、現代に蘇らせた大口径&コンパクトな広角レンズ。絞り開放ではなだらかで美しいボケ味、絞り込めば鋭い切れ込みを見せる描写力が写真表現の幅を広げます。
出典:http://www.cosina.co.jp/seihin/voigtlander/vm-mount/vm-35mm1_4/index.html
この説明通り、絞りでかなり描写が変化するので、撮っててすんごく楽しいレンズです。
上の2枚の写真がそうですが、先日江ノ島に行ってスナップ撮影してきました。
後日、記事としてアップしますね。