ネトウヨが持っていて行使している特権を具体的に挙げてみたいと思います。
ネットのなかでネトウヨに行使されて、リベラル系の人たちが悔しい思いをするのが、立証責任転嫁特権です。これを使えば常にネット内の議論では勝利するという性質の特権です。
自分が書き込んできて言い出したことなのに、書き込まれた側にそうではない立証責任を求めることがネトウヨには許されるというルールがあるのです。
リベラル系ブログで、ブログ主と常連さんとか、在日朝鮮人に対するヘイトスピーチは良くないという対話をしているところに、ネトウヨが、お前らは朝鮮進駐軍を知っているか、朝鮮進駐軍がやった悪事を知っていれば、今のヘイトスピーチなんて当然のお返しだと書き込んできます。
朝鮮進駐軍など近年になってネットの中で言われ出したことで、日本のネットのなかの極右勢力の捏造に過ぎないとブログ主や常連さんが答えると、無かったというのであれば朝鮮進駐軍が行ったとされる騒擾事件を全て完璧なかたちで否定して見せろと要求します。
書き込んできた自分の側に朝鮮進駐軍が存在したことに対する証明責任があるとはしません。ネット上に掲げられている朝鮮進駐軍に関する記事のリンク先を貼れば、それで証明したとされるのです。
ブログ主や常連さんが、歴史書に出てこない、当時生きていた人も語らない、戦後を扱うことが多い朝のドラマにも出てこないと反論すると、朝鮮人が歴史書を書き換えた、当時生きていた人は朝鮮人が怖くて口を閉ざしている、テレビは朝鮮人が支配しているので出すはずがない、などと証明するものがなにもないままで、可能性だけを指摘してきます。そして、そのような可能性があるのだから、お前たちの無かったという論証は完璧ではないので間違っている、お前たちの論証が間違っているのであるから、朝鮮進駐軍が悪事を重ねたからヘイトスピーチは当然だとする俺様の意見は正しいのだと、ネトウヨは自身が判定者となって自分に対して自身で勝ち名乗りをあげます。
立証責任は議論の相手に全て転嫁することができて、相手の立証に対しては自分が判定者となることができて、自分の側はリンク先を示して可能性を言うだけで証明したとされる、凄まじいばかりのネトウヨ特権です。これをネトウヨにやられたら誰もネットの中の議論では勝てません。
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ネットのなかでネトウヨに行使されて、リベラル系の人たちが悔しい思いをするのが、立証責任転嫁特権です。これを使えば常にネット内の議論では勝利するという性質の特権です。
自分が書き込んできて言い出したことなのに、書き込まれた側にそうではない立証責任を求めることがネトウヨには許されるというルールがあるのです。
リベラル系ブログで、ブログ主と常連さんとか、在日朝鮮人に対するヘイトスピーチは良くないという対話をしているところに、ネトウヨが、お前らは朝鮮進駐軍を知っているか、朝鮮進駐軍がやった悪事を知っていれば、今のヘイトスピーチなんて当然のお返しだと書き込んできます。
朝鮮進駐軍など近年になってネットの中で言われ出したことで、日本のネットのなかの極右勢力の捏造に過ぎないとブログ主や常連さんが答えると、無かったというのであれば朝鮮進駐軍が行ったとされる騒擾事件を全て完璧なかたちで否定して見せろと要求します。
書き込んできた自分の側に朝鮮進駐軍が存在したことに対する証明責任があるとはしません。ネット上に掲げられている朝鮮進駐軍に関する記事のリンク先を貼れば、それで証明したとされるのです。
ブログ主や常連さんが、歴史書に出てこない、当時生きていた人も語らない、戦後を扱うことが多い朝のドラマにも出てこないと反論すると、朝鮮人が歴史書を書き換えた、当時生きていた人は朝鮮人が怖くて口を閉ざしている、テレビは朝鮮人が支配しているので出すはずがない、などと証明するものがなにもないままで、可能性だけを指摘してきます。そして、そのような可能性があるのだから、お前たちの無かったという論証は完璧ではないので間違っている、お前たちの論証が間違っているのであるから、朝鮮進駐軍が悪事を重ねたからヘイトスピーチは当然だとする俺様の意見は正しいのだと、ネトウヨは自身が判定者となって自分に対して自身で勝ち名乗りをあげます。
立証責任は議論の相手に全て転嫁することができて、相手の立証に対しては自分が判定者となることができて、自分の側はリンク先を示して可能性を言うだけで証明したとされる、凄まじいばかりのネトウヨ特権です。これをネトウヨにやられたら誰もネットの中の議論では勝てません。
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