インフルエンサーのイケハヤさんがトラリピをはじめたと言うことで設定が公開されていました。
イケハヤさんの実力は?ということで勝手に添削してみました(^^ゞ
外部リンク:【クチコミ】FXに挑戦!マネースクエアで「トラリピ」の運用を始めたよ。
2.イケハヤさんのトラリピ設定のどこがダメ?
2-1.想定レンジが狭すぎる
2-2.レンジが狭いのに3,000通貨単位
2-3.利幅が狭すぎて手数料負けする
3.添削したトラリピ設定例
4.鈴(suzu)がトラリピを選んだ理由
5.トラリピのはじめ方
6.トラリピ設定例のご案内
7.ご案内
1.イケハヤさんの設定
スクショが貼ってあったのでそのまま転用します。
(引用元:まだ仮想通貨持っていないの?)
率直な感想言いますと・・・ちょっとまずいかな(^^ゞ
アンチも多いイケハヤさんですが、わたしは彼の文章というか全国のサラリーマンを敵に回して煽っていくスタイルが好きなので、応援しています。
しかし、このトラリピ設定はいただけません。
これだとよほど上昇相場にならない限り、損切りされてマイナスになり、わたしが活用しているトラリピがダメだと思われかねません。
そこで仮にイケハヤさんが損をしても悪いのはこの設定でトラリピは悪くないんだからねってわかるように勝手に添削していきます(^^ゞ
一応わたしはこんな感じでトラリピで800万円近く利益を出しているので、ちょっと偉そうに添削してもいいですよね。
関連記事:鈴(suzu)のトラリピ設定と運用実績
2.イケハヤさんのトラリピ設定のどこがダメ?
2-1.想定レンジが狭すぎる
一番の問題は想定するレンジが狭すぎることです。
このレンジ幅(111.16~107.16)はどう考えても短期運用のレンジです。
もちろん相場の変動を予測して設定を変更・追加していくというならこのレンジはありです。
しかし、イケハヤさんの運用はロボアドバイザーやソーシャルレンディングなど明らかな長期運用を想定したスタイルです。
長期運用ならもっとレンジを広げましょう。
過去の相場を見るとわかりますが105円なんて簡単に損切りされてしまいます。
・米ドル円のチャート
もしイケハヤさんがほったらかしにせず相場を見ながらトラリピ設定を変更していくつもりならダメ出ししてすいませんm(__)m
それならこのレンジでもイケると思います。
ただ、短期売買は仮想通貨のFXでこりてるみたいだからたぶんないと思うんですよね。
2-2.レンジが狭いのに3,000通貨単位
トラリピの基本は1,000通貨単位です。
何百万円も運用するか、短期的な運用をするなら3,000通貨や5,000通貨の運用もありですが、この運用額かつ長期運用で3,000通貨はないです。
1,000通貨単位にしてレンジを広げましょう。
もちろん中級者以上の方が挑戦する分には問題ありませんが、はじめて運用するなら1,000通貨単位にしてレンジを広げた方がロスカットの可能性が減り、成績が安定します。
2-3.利幅が狭すぎて手数料負けする
利幅が狭すぎます。
トラリピは手数料が非常に高いです。
現在、手数料無料キャンペーン中ですがトラリピはスプレッドも広いのです。
関連記事:トラリピの手数料は高い!?手数料無料キャンペーン開催(4月21日~6月30日)
そのため1回の決済で利幅を多くとらないと手数料負けしてしまいます。
ドル円なら1,000通貨に対して1回の利益は1,000円程度、つまり利幅は1円程度が目安です。
今はなくなってしまったので、ソースは出せないのですが、過去マネースクエアでもバックテストの結果が公開されていて、米ドル円は利幅1円が最も利益率が良かったです。
ただ、その当時は決済トレールは実装されていなかったので、今はもう少し利幅を狭くしてもいいかもしれませんが、それでも20銭以下では狭すぎます。
もし利幅を狭くして決済回数を増やしたいならトラリピに似た自動売買の仕組みで手数料の安いトライオートFXやループイフダンを使いましょう。
トラリピ | トライオートFX | ループイフダン | |
スプレッド(pips) | 3.0 | 0.3 | 2.0 |
取引手数料(往復pips) | 10.0 | 4.0 | 0 |
総コスト(pips) | 13.0 | 4.3 | 2.0 |
コストはループイフダンが最安ですが、ループイフダンは利幅を広く取ることができないので、トラリピなら1回でがっつり利益を得ることができます。
トラリピの強みのひとつはトラップ幅と利幅を変えられることなので、トラップ幅と利幅をほぼ同じにしてしまうと、まずループイフダンに負けます。
関連記事:トラリピ完全再現インヴァスト証券のトライオートFXとは
関連記事:FXの投資信託『ループイフダン』のバージョンアップ情報
3.添削したトラリピ設定例
もしわたしが20万円で米ドル円を運用するならこうします。
・買いトラリピ
・売りトラリピ
過去の値動きから100円~125円をレンジ相場と想定してトラリピを仕掛けています。
米ドル/円のチャートを見ると2013年6月以降はおおよそ100円~125円をレンジとして行ったり来たりしていますので、そこにトラリピを仕掛けます。
・米ドル円のチャート
また、ハーフ&ハーフの仕組みを利用して、買いと売りの両方を仕掛けることで、ほぼ同じリスクでレンジを広げていきます。
トラリピでは同じ通貨ペアで買いと売りを設定した場合、どちらか高い方の証拠金のみが必要となる仕様なので、買いと売りを設定することで、同じ証拠金で倍のレンジにトラリピを仕掛けることができます。
さらにハーフ&ハーフの仕組みを利用すると暴落したときの含み損も減らすことができます。
買いのみだとレンジが広くなり含み損が多いが、
買いと売り両方を設定するとレンジが狭くなり、含み損が少なくて済みます。
ハーフ&ハーフにもデメリットはあるので、使う使わないは別にしてもトラリピを運用するなら知っておくべき技法です。
ハーフ&ハーフの詳細はこちらの記事で解説しています。
関連記事:【トラリピの小ワザ】ハーフ&ハーフ
というわけでがっつり添削してみました(^^ゞ
もはや完全に別物になってしまいました。。。
まあ好みや運用スタイルにもよるので、実際にここまで変える必要があるかは別にして、
①レンジを広げる
②利幅を広げる
は必須でしょう。
イケハヤさんの設定のままでは残念ながらトラリピの良さを生かせません(*_*;
また、わたしが添削した設定に関しても欲を言えば、損切り価格は127円と98円などもっとレンジから外れた場所がいいです。
ただ、その場合は予算の20万円を超えてしまうので、断念しました(;'∀')
せめて30万円あればもう少し余裕を持った設定を組めるのですが、20万円だときついですね。
まあ、トラリピは利益が積み重なれば口座資金が増えるので、その資金も加味して設定を追加・変更していけばこの設定でも数年単位で運用できると思います。
(リーマンショックのような変動がすぐ来る可能性もありますが。。。)
あとわたしが実際に運用しているトラリピ設定も公開しているので、参考にしてください。
わたしは米ドル円なら75円~135円のレンジ相場と想定して設定を組んでいます。
まあ75円とか130円にトラリピを設定しても、今は意味ないんで証拠金の節約を考えて注文はしていませんが(^^ゞ
↓全体の設定↓
関連記事:鈴(suzu)のトラリピ設定と運用実績
↓米ドル円だけの設定↓
関連記事:米ドル/円の運用実績とトラリピ設定
【トラリピの詳細(公式HP)】
ここから先は『トラリピのはじめ方』や『設定例』などトラリピ関連の内部リンクをまとめています。セミリタイアに向けて参考にしてください(#^.^#)
4.鈴(suzu)がトラリピを選んだ理由
わたしがトラリピを選んだ③点の理由をまとめました(^^♪
①ほったらかしでも利益が積み重なる
はじめに設定さえしてしまえば後は自動で買って、売ってを繰り返すので、寝ているときも仕事をしているときも勝手に利益を積み重ねてくれます。
・トラリピのイメージ
わたし含め仕事をしていて忙しいサラリーマンにピッタリな仕組みです。
②相場が上がっても下がっても利益が積み重なる
通常FXでは相場が上がるが下がるか予想してその差が利益になります。
しかし相場を完璧に的中させることなど不可能なので、個人投資家の9割は損をしていると言われています。
そんな中トラリピは上がるか下がるかを予想せずに大雑把にレンジ(どこからどこまで変動するか)で予想する仕組みで口座開設者の7割が利益を出しています。
・米ドル/円のチャート(約15年分)
トラリピは想定したレンジから外れなければずっと利益が積み重なる仕組みなので、レンジ相場を形成している為替と相性抜群です。
③必要な資金がシミュレーションでわかる
トラリピにはトラリピ運用試算表というシミュレーションツールが用意されています。
使い方は簡単で、運用予定額と運用したいトラリピ設定を入力するといくらでロスカットになるのか自動で算出してくれます。
◆まとめ◆
トラリピは『①ほったらかしで利益が出るのに』、『②相場の上下を予想する必要がなく』、『③いくらでロスカットするかわかる』非常に使いやすい仕組みです。
こんな仕組みなら口座開設者の7割が利益を出しているというのもうなずけます。
マイナスになった人はハイリスクな運用をしたか、含み損になったときに回復するのを待てずに損切りした人がほとんどだと思います。
わたしもトラリピではないトラップ系トレードでどちらの失敗もやったことがあります(^^ゞ
わたしがなぜそんな失敗をしたかというとトラップ系トレードはその仕組み上たくさんの注文を仕掛けるので、いくらでロスカットするのかが感覚的には分からないことが大きいです。
いくらでロスカットするのか分からないので、気づいたら強制ロスカットしていたり、このまま耐え続けても大丈夫なのかわからずに損切りしてしまったりしていました。
しかしトラリピの場合は、トラリピ運用試算表でシミュレーションできるので、余裕をもった資金配分を行い、自信をもって待つことができます(#^.^#)
口座を開設すれば入金しなくともトラリピ運用試算表は使えるので、いろいろシミュレーションしてみてください。
【トラリピの詳細(公式HP)】
5.トラリピのはじめ方
トラリピをはじめるにあたりトラリピの概要から実際に口座を開設し、トラリピを設定するまでの流れを下の記事にまとめました。セミリタイアに向けて不労所得を得たいと考えている人は参考にしてください。
トラリピの概要と魅力を解説しています
口座開設の手順をスクショ付きで解説しています
私のトラリピの勉強方法を紹介しています
トラリピ設定時の入力方法を解説しています
FXの概要を簡単に説明しています
6.トラリピ設定例のご案内
私のトラリピ設定はこちらになります。530万円で月31万円の不労所得
9つの通貨ペアを運用中
トラリピの基本スタンスは『下落しても元の水準に戻るまで待つ』なのでときどき微修正するだけでほったらかしです(^^ゞ
また、運用中のトラリピ設定をランキング形式で比較したので、参考にしてください(^^♪
750万円の利益を出したトラリピ設定を比較
7.ご案内
ブログからの申し込みが多い順でランキング
おすすめの資産運用を私の運用状況と合わせて公開
750万円の利益を出したトラリピ設定を比較
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