このブログで初めて海外のウイスキーをレビューしたのがホワイトホース ファインオールドでした。
また飲む機会があったので、評価しなおして更新させていただきます。

whitehorseスコッチウイスキーとして古くから日本でも知られているホワイトホースです。
30代以上の人にとっては、大地をかける白い馬のCMが有名かと思います。

ホワイトホースではアイラモルトの一つであるラガヴーリンのモルトをキーにしているため、磯の香りを伴ったスモーキーを感じられるように仕立てられています。

今回のファインオールド、アルコール度数40度、700mlで価格は1000円前後。 

実際に味わってみると、癖の強いスコッチを想像すると予想外に感じるかも知れません。
確かに奥からヨードを伴ったスモーキーな香りがするのですが、すぐにシェリー樽原酒のような甘い香りが癖を抑えます。
味わいは煙くささは少なく、全体的にアルコールの辛みとカラメルのような甘味が包み込む感じで、ブレンデッドとして飲みやすくしている感じです。

ロックでもいけますが、水割りやハイボールにすると、こちらの方が一般にはそつなく飲める感じになります。
ちょっと癖があるけど、甘さがある分飲みやすくなっていて、スコッチの入門としても悪くないでしょう。

このほかに日本向けに開発された12年が2000円ほどで売られています。こちらは別でレビューしていますのでそちらをご覧ください。 

<個人的評価>(A~E)
香り C:アイラモルト由来のヨード香が奥からするものの、それほどの強烈な印象はない。むしろシェリー樽原酒由来の華やかな香りでカバーされている。
味わい C:甘さは控えめ。かといってスモーキーな癖が少ない。少し癖を持っている印象。
総評 C:ストレートやロックでは比較的個性が出やすく、好き嫌いがはっきり出るかもしれない。むしろ割って飲む人向けのウイスキーという印象。