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 ソフトバンクは2018年5月9日に始めた新メッセージングサービス「+メッセージ」に関して、ユーザーに注意を呼びかけている。Androidアプリを配布する「Google Playストア」の+メッセージのページで「アンインストール」ボタンを押すと、既存メールソフトの「SoftBankメール」アプリが初期化され、これまでの送受信メールがすべて消去されてしまうという。

+メッセージに関する注意を呼びかけているソフトバンクのWebサイト
出所:ソフトバンク
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 こうした事故を防ぐため、ソフトバンクは5月10日現在、Google Playストアでのアプリの配信を一時的に停止している。

 SoftBankメールを引き続き利用したい場合は、あらかじめメールデータをバックアップしてから+メッセージをアンインストールする必要がある。バックアップの具体的な手順はWebサイトに掲示している。

 この現象は+メッセージの提供を同時に始めたNTTドコモやKDDIでは報告されていない。ソフトバンク特有の現象だと考えられる。