【ドラニュース】松坂、伝説再び 東京ドーム13日先発2018年5月11日 紙面から
中日・松坂大輔投手(37)が相性の良い東京ドームで連勝に挑む。チームの北陸遠征に同行せず、ナゴヤ球場で調整していた松坂は10日、先発登板が濃厚な13日の巨人戦(東京ドーム)に備えて東京・神宮室内練習場での全体練習に合流。リラックスした様子で登板への準備を進めた。西武時代の1999年4月7日、日本ハムを相手に衝撃的なプロデビューを果たした舞台で、19年の年輪を経た大人の投球術を見せる。 東京ドームでの試合は2009年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)以来、9年ぶり。前回登板だった4月30日のDeNA戦(ナゴヤドーム)で日本球界12年ぶり勝利を挙げた松坂は、球場との相性の良さに無関心だった。 「特に何もないですよ。久しぶりだからマウンドも変わっているかもしれないし。あまり先入観を持たず、球場入りしてからチェックします」 そう笑い飛ばしたが、東京ドームでは西武時代に11試合の登板で8勝2敗、防御率2・44。WBCでも侍ジャパンのエースとして06、09年に1試合ずつ投げ、ともに白星と抜群の勝率を誇る。 WBCでは、東京ドームの勝利からはずみを付け、2大会連続MVPの活躍で侍ジャパンの大会連覇に貢献した松坂の勇姿が目に焼き付いている人も多いだろう。高校時代から松坂を見ていたファンにとっては、デビュー戦の衝撃も忘れられないはずだ。甲子園で怪物と呼ばれたルーキーが、プロを相手にどこまで通用するのか? そんな懐疑的な目で見ていた人々の度肝を最速155キロの直球で撃ち抜いた。片岡篤史のバットに空を切らせたシーンはあまりにも有名だ。 オススメ記事ピックアップ Recommended by
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