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強盗容疑で公開手配 警部補の父 心境明かす
(2018年05月09日 18時02分)
富山県出身で群馬県警捜査2課の警部補が強盗の疑いで公開手配された事件で逃走中の警部補は、事件のあった今月2日、富山県内の実家への帰省を理由に休暇をとっていたことが、わかりました。
また、県内にある実家では父が息子への心境を明かしました。
「私どもとしては世間を騒がせて申し訳ない。早く出てきてほしい」(宮腰容疑者の父)
息子さんに対しては…「心配している」
9日午後、高岡市の実家で息子への心境を話した宮腰容疑者の父。
公開手配された群馬県警捜査2課の警部補、宮腰大(みやこし・だい)容疑者(37)は今月2日未明、群馬県嬬恋(つまごい)村の商店に侵入し、現金1万円とビール券を盗んだうえ、駆けつけた警察官を押し倒すなどした疑いがもたれています。
警察によりますと宮腰容疑者は現場の近くで車を盗んで逃走。
犯行からおよそ5時間後、長野県松本市で逃走に使われた車両のナンバーが確認され、そのおよそ2時間後今度は長野と岐阜の県境の有料道路の料金所で宮腰容疑者の顔が確認されました。
そして、午後3時過ぎに、富山市大沢野のコンビニの防犯カメラで宮腰容疑者の似た車両が捉えられたのを最後に足取りはつかめていません。
宮腰容疑者は19年前に呉羽高校を卒業し、2003年4月に群馬県警に採用されています。
事件当日は、富山県内にある実家への帰省を理由に休暇をとっていたことも新たに分かっています。
事件発生から1週間、宮腰容疑者を知る人物からは・・・
また同級生からは「勉強もスポーツもできる人で信じられない」と驚きの声が聞かれました。
富山市を最後に宮腰容疑者の足取りはつかめておらず、警察は土地勘のある富山で盗んだ車を乗り捨てるなど、別の手段で逃走している可能性もあるとみて行方を追っています。
宮腰容疑者の父は息子にこう呼びかけました。
「はやく自首してほしい」(宮腰容疑者の父)。
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