こんにちは、UmeeT編集部のいっちーです。
ある日UmeeTに一つの情報が届きました。曰く、
タダで日本酒が飲める、その名も『利き酒』というものが五月祭で行われるらしい
そんなパーリナイな企画の存在、聞いたら黙っていられないのが我々。いても立ってもいられなくなり、お酒目当てに取材しに行きました。
早速アポをとり、喜び勇んで待ち合わせ場所に向かったものの頭をよぎるのは若干の不安。
「ほとんどの屋台がお祭り料金で屋台をやってる中、お酒の無償提供なんて虫が良すぎないか???
タダより高い物はないっていうし何が待ってるか分からん、、、」
(カメラマン)「利き酒っていうからには、もしかしたら目隠しした状態でお酒を飲んでその銘柄を当てないと倍の料金を取られるみたいな超鬼畜企画かもしれない」
そんなこんなでしたが到着した取材陣を迎えてくれたのはこのお二人!
と、美味しそうなお酒たち!
☞学生証
- お名前:浦野直樹さん(『利き酒』企画責任者)
- 所属:農学部生命化学・工学専修(通称農2) 4年生
- 好きなお酒:Столичная водка(
ストリチナヤウォッカ)コスパ良く酔えて、 香りが良く眠気覚ましにも良い。
☞学生証
- お名前:瀧口沙希さん(『利き酒』企画副責任者)
- 所属:農学部生命化学・工学専修(通称農2) 4年生
- 好きなお酒:雨後の月(日本酒)出身地の広島県のお酒で、
甘くて飲みやすい。
──本日は、よろしくお願いいたします!
浦野・瀧口 よろしくお願いします!今日はせっかくなので取材してもらいながら、本番と同じ形式で「利き酒」をやっていきたいと思います。
──やったー!いえーい!でもその前に確認したいんですが、本当にタダなんですか?罰ゲームとかも何もなし?
浦野 もちろんです。実はこの企画、全国各地の酒蔵さんのご好意で送っていただいた日本酒を使わせていただいてるんです。あと利き酒と言っても銘柄当てゲームじゃなくて、細かい味や風味の違いなどを楽しんでもらいたいなという趣旨でやってるのでそんなに緊張しなくても大丈夫ですよ笑
──(良かった。。。)
瀧口 じゃあ早速始めていきましょう。ちなみに今回は予行演習的なやつなのでお客さんは2人だけなんですが、実際はこんな感じです〜
ルール説明
利き酒の流れは以下の通り。
- 4つのコップにはそれぞれ別のお酒が入っている(100種類以上あるお酒の中から回ごとに異なるお酒が選ばれている)
- お口直し用の水が紙コップに入っている。
- おつまみとかは禁物(風味がそれに引っ張られてしまうため)。4分間、お酒を味わうことに集中する。
- お酒の味、香り、名前の好感度などの項目があるアンケート(官能評価)に回答する。
そして今回飲むお酒たち。もうめちゃくちゃいい匂いです。
左から、
- 櫻正宗 大吟醸サクラカップ
- 吟醸 極上吉乃川
- 月山 芳醇辛口純米
- 惣誉 辛口特醸酒
全国から届いた地酒たちです。
早速飲んでみます!
!!!
美味しすぎてテンション爆上がり
カメラマンもぶれまくりです。
(心を落ち着けて、インタビューを再開)
──こうやって飲み比べてみると、同じ日本酒でも味とか全然違いますね。『櫻正宗』は口に含んだ瞬間にまるで別世界に誘われるような香りが広がり、その後喉を通過する澄んだ日本酒。その雄大さはユーフラテス川を彷彿とさせ、透明感のある味は、、、
カメラマン「食レポできないのに無理しないでください」
浦野 ですよね(苦笑)普段日本酒を色んな種類一度に飲むことってあんまりないと思うので、この機会にその違いとかも味わってほしいなと思います。あと、飲み比べてから答えてもらうそのアンケートが酒蔵さんにとって貴重なフィードバックになるんです。
──なるほど、それでお酒を無料で提供していただけるということなんですね!
瀧口 ちなみに今回の4つのお酒は「米」をテーマに選びました。「櫻正宗」と「惣誉」は兵庫県の山田錦というお米で、「極上吉乃川」「月山」は新潟の五百万石というお米が使われています。この2つはお酒用のお米界で2トップと言われている高級米なんですよ。
浦野 ちなみに五百万石を使うと淡麗になりやすいと言われているので、使うお米にも注目して飲み比べてほしいなあって思ってます。
──あ、飲み終わっちゃった。
浦野 本番だったらここで終了なんですが、取材はまだ続くと思うのでどんどん飲んじゃってください。利き酒も終わったのでおつまみも解禁しましょう!
(この人たちもお酒飲みたかっただけなんじゃ・・・)
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