そのサイズは135mm×108mm×162mmで、重さは600g。ファミコンミニの約229gと比べて2.5倍ほど、ジョイスティックやディスプレイの分だけずっしり来る重量感です。HDMI端子も用意されて大画面のテレビでもプレイ可能で、ヘッドホン端子や外部コントローラー端子×2もあるとのこと。

筐体に内蔵されたジョイスティックとボタンは、コンパクトに纏められているために、複雑なコマンド入力で知られたSNK格闘ゲームのプレイは少々辛そうです。外部コントローラー端子の実装は、賢明な判断かもしれません。
それ以外の詳細は公式情報ではベールに包まれたままですが、すでに
海外YouTubeにて概要がリークされていました。匿名のソースとされていましたが、筐体のデザインや外部コントローラー端子など、細部にいたるまでSNK公式情報と完全に一致。信憑性は高いと見ていいと思われます。

この動画を見る限り、外付けコントローラーはオリジナルのNEOGEO型ではなく、NEOGEO CD専用コントローラーに近いもの。一応の操作性は確保されているようですが、「ジョイスティックタイプの外付けコントローラー」が別売りで出るのかは気になるところ。

収録タイトルは下記の40本。多くのKOFシリーズがある中で94や96が入っていない、『NINJA MASTER'S』があるのに『ニンジャコマンドー』がない、対戦シューティングの傑作『ティンクルスタースプライツ』などが見当たらない......といった、NEOGEO老人会の間で「ないもの探し」が盛り上がりそうなラインナップです。

幸いと言いますか、価格とともに発売日も今のところ不明。『フライングパワーディスク』を希望!『ワールドヒーローズ』を入れなきゃ買わない!など、今のうちに意見を表明してSNKオフィシャルに拾い上げてもらえるよう祈りたいところです。