スマートフォンは誰もが持つほど普及し、スマートフォン用アクセサリの市場規模も巨大になった。特に販売されているケースやカバーの種類は膨大で、実用的なデザインは出尽くし、斬新な仕組みの製品などもう登場しないと思っていた。
しかし、Appleは新たな形態のケースに関する技術を考案。この技術を米国特許商標庁(USPTO)へ出願したところ、米国時間5月8日に「DEVICE CASE WITH BALANCED HINGE」(特許番号「US 9,966,984 B2」)として登録された。出願日は2016年9月23日、公開日は2017年8月31日(公開特許番号「US 2017/0250719 A1」)。
この特許は、スマートフォンの前面と背面をカバーできる形状のケースを説明したもの。折りたたみ式で、前面カバーを開くとスマートフォンを立て掛けておくスタンドとして機能し、そのままタッチパネルを操作できる形状となる。なお、スマートフォンに限らず、タブレットのようなデバイスにも適用可能である。
技術のポイントは2つ。1つ目はスタンドとして使う場合、スマートフォンの角度を自由に調整できる点だ。折れ曲がる部分が任意の角度で止まるため、画面を見やすい状態にしておける。
もう1つのポイントは、任意の角度で止めると、スマートフォンの画面を操作してもその角度が変わらない点。タッチ操作する際に画面を押しても倒れたりしないので、スマートフォンを快適に操作できるだろう。
この特許で説明されているケースは、どのような機構や部材で実現するか不明であり、技術の新規性そのものも疑問だ。しかし、特許が成立した以上、同種のケースを商品化する際には注意が必要となる。
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