河村名古屋市長「新技術でバリアフリーに」新天守「エレベーターなし」で
名古屋市が、木造の名古屋城天守閣にエレベーターを設置しない方針を示したことについて、当初からエレベーターは不要としていた名古屋市の河村市長は、「新技術で世界の模範になるバリアフリーな建造物になる」と述べました。
河村市長は、10日午前、出張先のドイツから帰国し、名古屋市が、9日の有識者会議で、天守閣の「忠実な復元」のため、エレベーターを設置しない方針を示したことを、「いい提案だ」と評価しました。
「新技術は7つくらいのところと接触している。
新しい時代の世界の模範となるようなバリアフリーの建造物ができる」
(河村たかし 名古屋市長)
河村市長はこう述べ、エレベーターに替わるロボットなどを活用した新技術の開発に大至急取り組む考えです。
一方、障害者団体から批判を受けていることについては、「誤解がある」とし、直接、何度でも説明していくとしています。(10日11:59)