久しぶりのスコッチです。
ballantines今や1000円前後で買えるスコッチは珍しくないですが、今回はバランタイン ファイネストです。
100年以上に渡ってスタンダードの地位を築いていると言われる有名な銘柄です。
40種類以上の原酒をブレンドして 作られているそうです。

試しに飲んでみると、あれ?ニッカっぽい??いや、もともとニッカはスコッチを手本にしたウイスキー作りをしているから、それよりも歴史の古い(竹鶴政孝が修行をしていた時代)バランタインのような味をニッカが目指していたという方が正しいように思えます。それくらいニッカっぽい味です。

香りは華やかでもしっかりしたスモーキーフレーバーがあり、、味はバニラの甘さがあります。単に香り豊かな感じでは終わらずガツンとした重厚感もあります。
個人的には、竹鶴12年やG&G、シングルモルト余市を飲んだ印象に近いものを感じました。
本格的なウイスキーを飲む上では価格も安く、入門書として妥当に思えます。

1000円で買えるウイスキーとしてはとてもコストパフォーマンスが高いです。下手に安い国産ウイスキーを買うくらいならこれをお勧めします。
この上位には12年、17年とあり、12年も2000円程度で手に入りますので、今度はこちらを試したいと思います。

<個人的評価>(A~E)
香り:B 華やかさを持ちつつしっかりとしたスモーキー感。
味わい:B バニラのような甘い味。アルコールの刺激はうまく丸められている。
総評:AA 本格的なスコッチを味わうなら、これを入門編にするのがベストかと。ニッカ党にもお勧め。



<12/6 追記>

関西出身の数歳年上の同僚にすすきののニュークラブ(全国的にいうところのキャバクラ。すすきののキャバクラは全国的にいわれるおっぱいパブのようなお店)に連れて行ってもらいましたが、1万円以上の値段のお店で出てきたのがバランタインファイネストでした。 
同僚はウイスキーの値段はあまり知らないようでしたが、私はたかだか1000円で買える安いものを出すなんて、しけたお店だな、と不満タラタラでした。価格的には角瓶と変わりませんからね。