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80歳の現役記者「事件から逃げたらあかん」若手にエール
更新人間関係を
「捜査妨害だ。犯人に逃げられたらどうするつもりだった」。捜査を指揮した旧知の県警幹部は服部さんを呼び出し、激怒。取材対応を拒否される措置もあり得たが、「これまでの仕事ぶりと人柄に免じて」と許された。
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「スクープは記者の醍醐味だが、人間関係がなにより大事」と服部さん。あいさつを欠かさず、こまめに電話して警察官と信頼関係を築く。事件が続くと体力的にきつい時期もあったが、特ダネをつかみたい一心で辞めようと思ったことは一度もない。鉛筆を置くまで、今日も取材に向かう。