灰羽連盟、見終わったときに色々謎が残ってて気になったので、その辺りについて調べてみました。
特に公式で「これ」といった話はないんですが、一番筋が通っててよく聞く話は、
「灰羽たちは予期せず死亡した子供たち」という説です。
ちょっとトトロの都市伝説みたいで聞いたときに鳥肌が立ちました。
まあ確かに、「ラッカ」=「落下」とか縁起でもないなぁと思ってましたが。
他にも、「レキ」=「礫」=「轢死」みたいな話がありました。
夢は死ぬときの情景だとか。
※こっから先はネットで調べた情報に自分の考察を加えたものです。ラッカとクウは空から落ちる夢、ヒカリは光を見る夢、ネムは眠っている夢、カナは魚のように水の中を泳ぐ夢。
落下死、爆死、安楽死、溺死など考えられますね。
あ、でも安楽死なら予期せぬ死じゃありませんよねぇ。集団自殺に巻き込まれて死亡したとか?
眠ってるのではなく、気絶していたとか……?
レキは小石が敷き詰められた道を歩く夢=列車に轢かれる(最終回で列車が登場)
「クラモリ」なんかは「暗森」=「樹海」=「遭難」とか考えられますね。
「ヒョウコ」は「氷湖」。凍死??
その中で、罪憑きは「自殺した者」といわれているらしいです。
自ら命を絶つことは最大の罪ですからね。
ラッカとレキは罪憑きでしたが、ラッカは自殺っぽいですよね。
レキは列車に轢かれて死ぬのですから、自殺の可能性が本当に高いですね。
あと、オールドホームの子供たちは餓死や虐待を受けた人みたいです。
彼らの夢は、夢は夢でも将来の夢です。「大工さん」、「花屋さん」……そういうものが少ない地域だから、そういうものを夢見るのかも。
「ショートケーキ」の翔太にいたっては夢ですらありません。でも、それを食べたことのない子供にとっては夢ですし、翔太は「ショートケーキが夢に出てきた」と言い張ってます。
灰羽の羽根が灰色なのは、悪魔でも天使でもない存在だからとも言われてます。
で、罪がある罪憑きは悪魔のように黒色になるとか。
井戸で死んでいた鳥は、「自殺しようとするラッカを助けようとして死んだ鳥の死骸」とか「ラッカが死んで悲しんだ人の気持ちが鳥となって壁の外からやって来た」とか言われてます。
個人的には後者のほうがそれらしいですね。
壁の外は「天国」とか言われてます。街は「天国」とも「地獄」ともいえない空間。
クウやクラモリ、レキなどは巣立ちで天国に行ったんじゃないかとか。
心残りがなくなったからでしょうか。話師がそんなことを言ってたような。
最終回なんかは完全に、自殺前のレキの「追い詰められた思想」に見えますし、直前の「助けて欲しかった」という考えにも繋がります。
……なんか、深く考えると「死」とかがテーマになってて凄い話ですね。
攻した考察を見ていくとこの作品の深さもわかってきますし、アニメランキングであれだけの高評価を得ていた理由もわかってきますね。
知ってしまうと、怖くて悲しい話にもなってきます。
自殺、やっぱりいけませんよね。そういう人は悩んでいる人はこういった考察を知ったうえで見て欲しいです。
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