今日は朝からお天気も良く、日中の気温も高めで絶好のお出かけ日和となりました。私も幸運なことに今日は急遽お仕事をお休みできることになったので、朝からFOCJ主催のツーリングに参加して参りました。まずは集合場所の東京プリンスホテル駐車場へ。すでに多くのフェラーリたちが休んでいます。
私の512BBのすぐ隣に停まっていたデイトナ。文句の付けどころのない最高のコンディション。タイヤが新品同様のXWXというところも泣かせます。
それから「コメンダトーレ」松田さんのF12tdf。
そうこうしているうちに続々とフェラーリが集結し、順に芝公園ランプから高速に乗って一路木更津はアカデミアパークへ。
美しい晴天に恵まれた房総の温暖な空気のもと、駐車場にはキラ星のごときクルマたちが並びます。
私は途中大井PAでトイレ休憩を取ってやや遅めに到着したため駐車場は後ろの方に停めました。それにしてもこうして並べてみると512BBは現在の基準だと全然大きくはないですね。458はともかく、今のフェラーリの中では小さいと思われているカリフォルニアよりも低く狭いんですから。
ちょうど正午を回ったところでオークラアカデミアパークホテルのレストランでランチとなりました。
上の写真にもチラリと写っているブルーの488はコーンズ芝サービスセンターがわざわざ持ち込んでくれた試乗車です。フェラーリのディーラーが試乗車を用意するなんて、本当にいい時代になりましたね。
そんな木更津を後にしてギリギリ混雑し始める前のアクアラインで横浜へ。
午後からはパシフィコ横浜で開かれている「ノスタルジック2デイズ」を見物してきました。主催は自動車関連の書籍で有名な芸文社。要するに「ノスヒロ」ですね。
「日本最大級の旧車トレードショー」と銘打っているだけあって旧車を取り扱う多くのショップがマニアックな車を持ち込んでいます。最初に目についたのがこれ、ロールスロイス・カマルグ。子供向けの「スーパーカー大百科」には当時「もっとも高価な車」として紹介されていましたね。1975年頃で確か\4000万くらいした気がします。
同じお店が展示していたパッカードでこの車は最高グレードの12気筒。80年以上昔に12気筒モデルを出していたのですから大したものです。実家で戦前に所有していたパッカードは予算の都合で廉価版の6気筒モデルでしたがエンブレムだけ8気筒に取り換えていたのですから、エンブレムチューンは昔から行われていたということですね(笑)。
そして懐かしいR31スカイラインのGTS-R。当時チューン用として有名だったギャレットのTo4Eを純正で使っていたということで大きな話題になりましたね。
製造メーカーが乗用車生産から撤退しても飽きのこない美しいスタイリングで今もファンが多い117クーペ。
それから私が個人的に最も美しい国産旧車と思っているルーチェ・ロータリークーペ。お値段は\880万だそうです。。。
レストア中のマツダが展示されていましたが、まあなんと仰々しいタワーバー。
と思ったら搭載されるエンジンが3ローター!
そのほか会場で目を引いたのが日産レパード。商業的にはソアラに完敗して当時から街で見かけることが少なかった2代目レパードですがこの日は大挙10台近い大群で展示されていました。今見るとシンプルで上品なフォルムは秀逸ですね。
これも「旧車」のカテゴリーに入るのが小松製作所の古い小型ロードローラー。展示していたのはこのイベントを主催する芸文社で、一昔前の女子プロレスラーよろしく、ダンプやクレーン、ブルドーザーなどの働く自動車を専門に扱う「建機グラフィックス」という雑誌の宣伝でした。こんな世界があったとは、まだまだ世の中知らないことばかりですね。
※タイトル画像は展示されていた懐かしいシビックRS。
●表題の意味「無計画な人生はどうなるか分からぬ」 ※読み方「ウィータ・シネ・プロポシート・ワーガ・エスト」
出典はセネカの倫理書簡集の中の言葉です。行き当たりばったりで行動することを慎むべきだという意味でよく使われる言葉です。
VITA「人生」第Ⅰ変格女性名詞主格単数、言うまでも無く英語のvitalなどの語源ですね。
SINE「~無しの」奪格支配前置詞、「無い」を意味するsinという単語は現代イタリア語にもそのまま残されており、sinvinoというノンアルコールの清涼飲料の名前にも使われていますね(vino「=酒(イタリア語でワイン)」でノンアルコールの意)。シンビーノ好きだったんだけど最近あまり見かけないなぁ。
PROPOSITO「目的」「計画」第Ⅱ変格中性名詞奪格単数。
VAGA「気まぐれな」「不安定な」第Ⅰ類女性形容詞主格単数。
EST「~である」、英語のbe動詞。
Posted at 2017/02/19 22:36:02 | |
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