便利で快適な生活を志す方なら、家電の制御を自動化したり遠隔でできるようにしたり、といったスマートホーム化を検討したことがあるでしょう。でも、いざスマートホームハブを導入しても、制御できる家電の種類は意外に限られていることに気づくはず。
電球1つをスマートホームハブにつなげるにも、対応のものに買い替えなければならないなら、せっかく膨らんだ期待もしぼんでしまいそう。
そんなスマートホーム化における不都合な真実を、アナログな手法でクリアするのが『SwitchBot』です。
『SwitchBot』なら、すでにお手持ちの家電をスマート家電に変身させてくれますので、コストをかけず手軽にスマートホームが体験できます。
昭和のルームライトもスマート化
『SwitchBot』による家電のスマート化の仕組みは単純。遠隔操作でスイッチを物理的にポチッと押してくれます。つまり、ボタンでオン/オフするような普通のスイッチのある家電であれば、スマートホームハブにつなげられる候補になるのです。
たとえば、ルームライト。部屋の入口にあるスイッチに『Switch Bot』が設置されています。動画を見ていただくとわかるように、押す位置がオン/オフによって入れ替わるタイプのスイッチでも、スイッチを引き上げるパーツがついているので対応は可能。
IFTTTと連携して家電を自動化
『SwitchBot』だけだと利用できるのはBluetoothのみ、スマホアプリから操作することになります。でも別売りの『SwitchBot Hub(Switch Link)』を合わせれば、Wi-Fiネットワークに繋げることができるので、さまざまなトリガーと処理を連携するサービス、IFTTTにも対応が可能。位置情報サービスとコーヒーメーカーを組み合わせて、「自宅の最寄り駅に到着したらコーヒーを沸かす」といった自動化も考えられるでしょう。Google HomeやAmazon Echoで音声操作ができるようにもなります。
手ごろな価格でスマートホームを体験
Indiegogoでは現在セール中ですので(2018年5月7日時点)、4つの『SwitchBot』と『SwitchBot Hub(Switch Link)』のセットが、169ドル(約1万8200円)+ 送料22ドル(約2400円)で購入できます。また、公式ストアから単体で購入することも可能。
ささいな手間も、日々積み重ねていけば膨大なものに。自動化することで不要な労力が節約できます。生活をいま一度見直して、家電自動化計画を立ててみてはいかがでしょうか。
山田洋路